8月19日、大阪府は「する」スポーツから「みる」スポーツまで、多様なスポーツの魅力を体感できる大規模イベント「OSAKA FUNtast!c SPORTS PROJECT」の始動を発表しました。JR大阪駅の時空の広場で開催されたキックオフイベントには、吉村洋文大阪府知事をはじめ、大阪を拠点とするプロバレーボール3チームのスター選手が登壇し、プロジェクトへの期待と意気込みを語りました。
このプロジェクトは「スポーツ×大阪、ココロオドル新体験!」をテーマに、2025年10月17日から19日の3日間にわたり、うめきた広場やおおきにアリーナ舞洲などで多彩なプログラムを展開します。
今回のイベント冒頭、吉村知事は「今盛り上がっている万博が終わった直後に始まりますから。楽しみにしてもらえたらと思います!」と、プロジェクトへの期待感を表明しました。自身の学生時代のスポーツ経験にも触れ、「スポーツを通じて大阪の魅力をどんどん発信し、盛り上げていきたい」と力強く語りました。
また、プロジェクトの目玉の一つである「OSAKA FUNtast!c SPORTS MATCH」について、「SVリーグ開幕直前に、全10チームのうち5チームが参加してくれました。是非この開幕前の一番シビれる時期に多くの人に参加してもらえたら嬉しく思います」とコメントしました。
さらにイベントには、男子バレーボールSVリーグで活躍する以下の3選手が登壇しました。
- 竹元 裕太郎選手 (日本製鉄堺ブレイザーズ)
- 喜入 祥充選手 (サントリーサンバーズ大阪)
- 西田 有志選手 (大阪ブルテオン)
スター選手の登場に会場は熱気に包まれ、吉村知事も「超豪華ですね!」と興奮を隠せない様子でした。竹元選手は近年のバレーボール人気について、「バレーボール人口がかなり増えた実感があります。TVで取り上げられる機会も多くなり、興味を持っていただけていると感じています」と語りました。
10月に開催されるスペシャルマッチについて、意気込みを語りました。
- 竹元選手:「盛り上げる!」と宣言し、観客と一体となって大阪全体を盛り上げたいと述べました。
- 喜入選手:「勝つ!」とシンプルかつ力強く語り、「ここが開幕だという想いで勝ちに行きたい」と決意を示しました。
- 西田選手:「アグレッシブ!」と掲げ、「全部まとめてアグレッシブに行きたい」とコメントしました。
また、西田選手は試合の注目ポイントとして、「試合会場の臨場感や、ホームでの熱狂した応援を一度体験してほしい」と、生で観戦することの魅力をアピールしました。
トークセッションでは、選手たちが活動拠点にちなんだ大阪の”推し観光スポット”を紹介。
- 竹元選手:さかい利晶の杜(堺市)
- 喜入選手:箕面の滝
- 西田選手:ひらかたパーク
これに対し、すべて訪れたことがあるという吉村知事は「大阪はいいところが沢山あると改めて感じました」とコメントしました。
話題は大阪・関西万博にも及び、既に万博を楽しんだという喜入選手は「最高の思い出でした」と振り返りました。一方、まだ訪れていないという西田選手に、知事が「バレーボールは生で見てほしいとコメントしていたのに!」と鋭くツッコミを入れ、会場の笑いを誘う一幕もありました。
「OSAKA FUNtast!c SPORTS PROJECT」開催概要
- OSAKA FUNtast!c SPORTS FES
- 開催期間:2025年10月17日(金)・18日(土)・19日(日)
- 開催場所:グランフロント大阪 うめきた広場、JR大阪駅、府内各所商業施設など
- 内容:スポーツの魅力を丸ごと楽しめる参加型コンテンツが集結。
- OSAKA FUNtast!c SPORTS MATCH
- 開催期間:2025年10月17日(金)・18日(土)・19日(日)
- 開催場所:おおきにアリーナ舞洲 メインアリーナ
- 内容:大同生命SV.LEAGUE開幕を控えた国内強豪5チームによるスペシャルマッチ。
- チケット販売:一般販売は8月27日(水)12:00から開始予定です。
イベント時の様子







