気象庁は本日午後7時45分、東京都に対し、小笠原諸島では大雨注意報、雷注意報、強風注意報、高潮注意報を継続し、さらに波浪警報を波浪注意報に切り替えて継続すると発表しました。また、伊豆諸島北部および南部でも引き続き波浪注意報が発令されています。
各地域の状況と警戒事項
小笠原諸島では、土砂災害への警戒が特に呼びかけられています。大雨は31日の明け方にかけて、雷は31日の昼前まで、強風は31日の昼前まで続く見込みです。風向は西寄りで、最大風速は18メートルに達する可能性があります。高潮は30日21時頃に最高潮位が標高0.9メートルに達すると予想されており、31日6時頃まで警戒が必要です。波浪は引き続き注意が必要で、31日夜のはじめ頃にかけて波高が5メートルに達する恐れがあります。
一方、伊豆諸島北部(大島町、利島村、新島村、神津島村など)では、31日夜のはじめ頃にかけて波高が3~4メートルとなる波浪注意報が継続されています。特にうねりを伴う高波に注意が必要です。
伊豆諸島南部(三宅村、御蔵島村、八丈町、青ヶ島村など)でも同様に、31日夜のはじめ頃にかけて波高が4~5メートルとなる波浪注意報が継続されており、うねりへの注意が促されています。
東京都本土は警報・注意報なし
東京都の23区や多摩地域では、現在のところ気象警報・注意報は発表されていません。しかし、引き続き最新の気象情報に注意を払うよう呼びかけられています。
気象庁は、対象地域にお住まいの方々に対し、今後の気象情報に厳重に警戒し、不要不急の外出を控えるなど、安全確保に努めるよう呼びかけています。