画像提供:株式会社近鉄・都ホテルズ
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 シェラトン都ホテル大阪と近畿日本鉄道は連携し、普段は立ち入ることのできない鉄道車庫を舞台としたロケーションフォトプラン「近鉄電車プレミアムフォトウエディング ~Kintetsu Train Wedding Story~」の販売を開始する。2026年8月1日より予約を受け付け、9月1日より撮影を始める。両社が属する近鉄グループの強みを生かし、鉄道愛好家や個性的な結婚写真を希望する層に向けて、特別な体験価値を提供する構えだ。

 撮影の舞台となるのは、大阪府八尾市にある近畿日本鉄道の高安検車区である。本プランは、ゴールデンウィークや年末年始などの繁忙期を除く平日のみ、毎月5組限定で提供される。基本料金は70万円に設定されており、新郎新婦の衣装各1点、洋装着付け、新婦のヘアセットおよびメイクアップ、ヘアメイクアテンドが含まれている。さらに、撮影データを50カット収録した3面スナップアルバムに加え、オリジナル車内吊り広告ポスターの作成や、ホテルから高安検車区までの送迎も基本サービスとして組み込まれている。通常立ち入ることのできない車庫という空間において、思い出の詰まった車両を背景としたドラマチックな写真撮影が可能となる。

 また、利用者の多様な要望に応えるため、複数のオプションサービスも用意されている。16万5000円でオリジナルのヘッドマークを作成できるほか、2万7500円で近鉄公式キャラクターとの撮影も選択可能である。さらに、1万1000円で乗務員の制服レンタル、5万5000円で南側車庫での撮影延長といった、より深く鉄道の世界観に浸れるメニューが揃う。遠方からの利用者や、撮影の前後にゆったりと過ごしたい層に向けて、3万円の追加料金でジュニアスイートへの宿泊(クラブラウンジへのアクセス付き)プランも用意されている。

 ホテル事業と鉄道事業という異なる領域を持つ企業が協業することで、既存の結婚式場やスタジオ撮影では実現困難な独自のロケーションを提供している。一生に一度の記念日において、特定の趣味や嗜好に特化した「体験型消費」の需要が高まる中、既存のインフラ設備の有効活用とグループ企業間の相乗効果を狙った新たなビジネスモデルとして注目される。