10月3日、大阪府東大阪市の花園ラグビー場第2グラウンドで「ジャパンラグビー リーグワン ライジング2026」の第2週が行われ、クボタスピアーズ船橋・東京ベイが花園近鉄ライナーズを71対36の大差で下した。入場無料で公開された本試合は、次世代のラグビー界を担う若手選手の発掘を目的として開催されたものだ。
勝負を分けたのは、序盤の劣勢を跳ね返したスピアーズ船橋・東京ベイの修正力だ。公式戦出場15試合以下の選手を5人以上登録する大会規定の中、前半と後半の立ち上がりはライナーズに主導権を握られた。しかし、時間の経過とともにスピアーズ船橋・東京ベイが本来のプレースタイルを取り戻す。持ち味である力強い攻守から連続得点を重ね、一気に点差を広げてライナーズを突き放した。
試合序盤はライナーズが積極的なプレーを見せ、スピアーズ船橋・東京ベイは出遅れる形となった。チーム内で「バンスタート(勢いのある立ち上がり)」を課題に掲げていたものの、相手の勢いに押される展開が続く。それでも焦ることなく陣地を回復し、徐々に流れを引き寄せた。両チーム合わせて100点を超える乱打戦の中、後半はスピアーズ船橋・東京ベイが圧倒的な得点力を示し、大差での決着まで持ち込んだ。
試合後、スピアーズ船橋・東京ベイのウイングを務める山﨑洋之選手は「前半も後半も相手の立ち上がりが上回っており、課題が残った」と試合を振り返った。一方で「時間が進むにつれて自分たちのスタイルに持ち込み、強いラグビーができた。スタイルを貫けば得点につながることが分かったのは収穫だ」と手応えを口にした。12月に開幕するリーグワンの公式戦に向けて、「高く蹴り上げたボールを自ら再獲得するプレーが今の主流だ。チームの強みと言えるようにスキルを磨きたい」と先を見据えた。








