転職サイト『女の転職type』は、働く女性を対象とした「地元、帰りたい?アンケート」の調査結果を発表しました。この調査から、多くの女性が地元に愛着を感じているものの、Uターン転職には消極的である実態が明らかになっています。

地元、帰りたい?アンケート

地元への愛着と帰省の実態

今回の調査では、働く女性の74.8%が「地元が好き」(「とても好き」「やや好き」の合計)と回答しました。故郷に対してポジティブな感情を持つ人が大半を占めていることが分かります。

地元が好きかどうかの円グラフ

しかし、年末年始に地元へ帰省するかという質問に対しては、「いいえ」と回答した人が46.7%と最も多く、帰省すると回答した40.6%を上回る結果となりました。地元への愛着と実際の行動にはギャップがあることが示されています。

年末年始に地元に帰るかどうかのグラフ

Uターン転職への意識

将来的に地元に戻って働く「Uターン」については、興味がない人(「あまり興味がない」「まったく興味がない」の合計)が60.6%と過半数を占めました。地元が好きであるにもかかわらず、そこで働くことには消極的な女性が多いことが現状です。

Uターンに興味があるかの円グラフ

Uターンに興味がある理由としては、「親や家族の近くで暮らしたい」が59.8%でトップとなり、次いで「親の介護が心配」が40.2%でした。一方で、「働きたい企業や団体がある」と回答した人はわずか2.4%に留まっています。この結果は、Uターンがキャリア形成よりも家族との関係を重視する動機付けが強いことを示唆しています。

Uターンに興味がある理由のグラフ

Iターン転職という新たな選択肢

地元以外の地方で働く「Iターン」への関心も調査されました。Iターンに興味がある人(「とても興味がある」「やや興味がある」の合計)は37.7%と、Uターンへの関心とほぼ同程度の割合でした。

Iターンに興味がある理由のトップ3は、「物価や家賃が安く経済的負担を減らせる」(38.8%)、「都会の喧騒や満員電車が苦手」(32.8%)、「自然豊かな環境で暮らしたい」(31.9%)という結果です。Uターンが家族を理由とすることが多かったのに対し、Iターンは自身のライフスタイルや経済的なメリットを重視する傾向が強いことが分かります。

Iターンに興味がある理由のグラフ

詳細情報と公式サイト

今回の調査から、働く女性が地元への愛着と自身のキャリアやライフプランの間で葛藤している実態が浮き彫りになりました。リモートワークの普及などにより働き方の選択肢が多様化する中で、自分にとって最適な働き方や暮らしを考えるきっかけとなるでしょう。

より詳しい調査結果やキャリアに関する情報は、『女の転職type』の公式サイトで確認できます。

情報源: 女の転職type【データで知る「女性と仕事」】第119回

微笑む女性