株式会社ブロードリーフは、2025年10月29日(水)から31日(金)までポートメッセなごやで開催される「第8回名古屋スマート工場EXPO」において、製造現場の「ムダ」をなくし生産性向上を目指す『OTRS®シリーズ』を展示します。今回の出展テーマは「楽しいから始める、本気のカイゼン」であり、動画とAIを活用した作業改善DXソリューションが紹介されます。
ブロードリーフの製造業DXへの取り組み
株式会社ブロードリーフは、モビリティ産業で培ったSaaSやマーケットプレイス事業の技術を活かし、製造業のデジタルトランスフォーメーション(DX)にコミットしています。同社は、高度な技術と独自開発のクラウド共通基盤を基盤に、高い拡張性と柔軟性を持つSaaSソリューションを提供し、「さまざまなプレイヤーが集うデジタルビジネスプラットフォーム」の実現を目指しています。株式会社ブロードリーフの詳しい情報は公式サイトで確認できます。
株式会社ブロードリーフ 公式サイト
OTRSシリーズによる「楽しいカイゼン」
ブロードリーフが主軸として紹介する『OTRS®シリーズ』は、作業改善のDXを強力に推進するソリューションです。従来の地道な作業分析を、最新テクノロジーで「速く、正確に、そして直感的に」実行することで、「楽しい」カイゼン活動を実現します。
シリーズには以下の製品が含まれます。
- 精密な動画分析で「ムダ」を可視化:『OTRS10』
撮影した動画から作業を精密に分析できるソフトウェアです。熟練の職人が目を凝らすように、細かな動作まで可視化し、ムダの発見を支援します。 - AIが分析作業を自動化:『OTRS+AI』
分析プロセスの一部をAIが自動化するサービスです。動画から作業の要素分節を自動で識別・分類することで、分析時間を大幅に短縮し、本質的な改善活動に集中できる環境を提供します。 - 現場で即カイゼン:『Mobile OTRS』
現場ですぐに改善活動を開始できるアプリケーションです。スマートフォンやタブレット一つで手軽に動画を撮影し、その場で分析・改善へと繋げることが可能となり、DX化の重要なポイントとして期待されています。
OTRSシリーズの活用事例と体験
ブース内では、OTRSシリーズの導入事例や活用ノウハウを共有するステージプレゼンテーションが実施されます。登壇者と直接交流できるネットワーキングの場も用意される予定です。
- トヨタ自動車株式会社 伊藤 達哉様
トヨタ自動車高岡工場の伊藤達哉様からは、TPS活動(トヨタ生産方式)がMobile OTRSでどのように進化しているか、「改善を『楽しく』『分かりやすく』する挑戦」について語られる予定です。
- 丸五ゴム工業株式会社 塩津 弘康様
丸五ゴム工業の塩津弘康様からは、「検査員の検知力向上を目指す! OTRSと周辺視目視検査を組み合わせた検査品質向上」というテーマで、具体的な品質改善のヒントが提供されます。
また、ブース内には『Mobile OTRS』の体験コーナーが設けられ、「ピンボード」という教育用ツールを使って「ムダ」を発見する訓練をゲーム感覚で体験できます。さらに、製造ラインの「ムダ」をリアルタイムで見える化し、データに基づく改善活動を実現するIoTシステム『iXacs』も紹介されます。iXacsの詳細はこちらで確認できます。
OTRSシリーズとiXacsを組み合わせることで、「見える化」から「改善」までの一連のサイクルを強力にサポートすることが期待されます。
第8回名古屋スマート工場EXPO開催概要
今回のイベントは、中部地域最大級の規模を誇り、約600社が集う製造業DXの祭典です。IoT、AI、FA/ロボットなど、スマート工場を実現するための最新技術が一堂に会する貴重な機会となります。
- 開催日時: 2025年10月29日(水)~31日(金)
- 場所: ポートメッセなごや(愛知県)
ブロードリーフのブースでは、これらのDX支援ソリューションのデモンストレーションや、最新の導入事例を通じて、生産・製造や工場関係部門の皆さんが生産性向上に役立つ情報を得られることでしょう。事前入場登録をしておくことで、スムーズな入場と、貴重な情報に触れる機会を逃しません。
事前入場登録フォームはこちら
OTRSシリーズが提供する「分かりやすく」「手軽に」「そしてAIの力でスマートに」というアプローチは、カイゼン活動そのものをポジティブな体験に変え、現場のモチベーションを高める可能性を秘めています。ブロードリーフが提供するソリューションが、日本の製造業に新たな「楽しいカイゼン」の波をもたらすことを期待しています。ぜひ、スマート工場EXPOの会場で、その進化を体感してください。