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株式会社オレンジページ(東京都港区)より、2025年3月刊行の「食べること」や「自炊」にまつわるエッセイ集『湯気を食べる』(著・くどうれいん)が、「2025年度 第12回料理レシピ本大賞 in Japan」において【料理部門】に入賞しました。作者のくどうれいんさんから喜びのコメントが届きました。
受賞発表会の模様(左/天野ひろゆきさん 右/くどうれいんさん)
くどうれいん『湯気を食べる』(帯あり)
【くどうれいんさんより受賞の言葉】
くどうれいん 撮影/森 清
「読んだら自分が食べたいものを作りたくなって、それから自炊が続いています」
「どんな写真よりもこのエッセイで食欲が湧くんです」
読者の皆さんが、この本をレシピ本にしてくれたのだと思います。
ありがとうございます!
【選考委員のコメント】
・何気ない日常に、実は大きなドラマが隠れている…わけでもない。けれど本書は「食」を通して、読者の何気ない日常を温めてくれる。疲れて帰宅した自分の部屋の本棚に常備したい、そんな一冊だと思う。(さわや書店本店 栗澤順一氏)
・趣味でも特技でもなく、「調律」という言葉で自炊への気持ちを表したエッセイ。くどうさんのやわらかい言葉は、いつだってわたしの空腹にも満腹にも寄り添ってくれるなあと思います。(ジュンク堂書店大阪本店 二村有香氏)
※一部抜粋
第12回料理レシピ本大賞【料理部門】入賞
くどうれいん 『湯気を食べる』
2025年3月4日(火)刊行
定価1,760円(税込)
四六判、アジロ綴じ、212ページ
https://www.orangepage.net/books/1903
くどうれいん 『湯気を食べる』
デビュー作『わたしを空腹にしないほうがいい』で食エッセイの新しい世界を提示し、その後、『桃を煮るひと』で広くその存在を知らせた、作家・くどうれいん。生活情報誌『オレンジページ』で連載「いつだってまかない」(※)がスタートすると、そのコラボが話題に。この連載をベースに、「河北新報」で連載されていた「ごきげんポケット」や、書き下ろし27本を加えた、「食べること」「自炊」にまつわるエッセイ集。全48編収録。発売1ヵ月でたちまち4刷を記録し、現在6刷。
※2024年6月17日発売 7月2日号より隔号連載中
【目次】
第一章 湯気を食べる
湯気を食べる/ディル?/それはまかない/南国の王様/愛妻サンド/アイスよわたしを追いかけて/福岡のうどん/鍋つゆ・ポテトチップス/棚に檸檬/白いさすまた/すいかのサラダ/くわず女房/ぶんぶん/庭サラダバー/手作りマヨネーズ/おどろきの南蛮漬け/かに玉ごはん/いい海苔/すだち/寿司はファストフード/シェーキーズってすばらしい/ピザは円グラフ/醤油はいずれなくなる
第二章 風を飲む
萩の月/ほや/菊のおひたしと天ぷら/せり鍋/わかめ/うーめん/笹かまぼこ/お米は貰うもの/きりたんぽ/たらきく/風を飲む
第三章 自炊は調律
自炊は調律/たまご丼/パン蒸し/好きな食べもの/献立は大行列/つくりおけぬ/ねぎとろ/ナッツと言いたかった/柿ピーの短刀/自炊の緑白黒赤/くる/スナップえんどう/渡したいわたし/お花見弁当
おわりに
くどうれいん
作家。1994年生まれ。岩手県盛岡市出身・在住。著書にエッセイ『わたしを空腹にしないほうがいい』(BOOKNERD)、『桃を煮るひと』(ミシマ社)、小説作品集『スノードームの捨てかた』(講談社)など。中編小説『氷柱の声』(講談社)で第165回芥川賞候補に。
■料理レシピ本大賞 in Japan
「料理レシピ本の書籍としての指標を示し、また魅力をアピールし、その価値を広く浸透させること」を目的として2014年に創設された賞。今年で第12回を迎える。
https://recipe-bon.jp
<このリリースに関するお問い合わせ先>
〒108-0073 東京都港区三田1-4-28 三田国際ビル16F
株式会社オレンジページ
総務企画部 広報担当:遠藤 press@orangepage.co.jp
20250910第12回料理レシピ本大賞【料理部門】入賞 くどうれいん『湯気を食べる』.pdf
: https://newscast.jp/attachments/ikZh0joe1GorDiwbL52M.pdf