
Infinity®ソーラー発電対応ChLCD電子ペーパーシリーズが、量産可能な31.5インチ屋外ディスプレイの投入によりさらなる進化を遂げました。
屋外用31.5インチディスプレイの量産開始
フルカラーコレステリック液晶ディスプレイ(ChLCD)技術を展開するIRIS Optronicsは、Infinity®太陽光発電式ChLCD電子ペーパーシリーズにおいて、31.5インチの大型屋外用商用ディスプレイを新たに開発しました。現在市場で入手可能な同サイズの製品の中で、唯一量産を実現したモデルとなります。
屋内環境に適した自己給電ソリューション
同社は屋外用途に加え、屋内商用ディスプレイ向けにペロブスカイト太陽電池を組み込んだ新ソリューションも開発しました。この技術は、低照度の環境光を効率的に電力へ変換することが可能です。10インチの屋内用Infinity®ディスプレイを用いた検証では、照度400ルクスの環境下において、24時間で1日4回の画面更新に必要なエネルギーを生成することに成功しました。この設計は、従来の黒色バックシートをペロブスカイト太陽電池フィルムに置き換えることで、表示性能を維持しながらエネルギーの自立性を高めています。
ペロブスカイト技術の採用と利点
ペロブスカイトは高い光吸収係数と光電変換効率を持つ結晶構造の材料です。従来のシリコン系太陽電池と比較して薄膜化が可能であり、低温加工による製造コストの低減も期待されています。IRIS Optronicsは、この技術を商用環境へ導入することで、エネルギー消費量と二酸化炭素排出量の削減を目指す持続可能なディスプレイソリューションを提供します。
IRIS Optronicsについて
IRIS Optronicsは2012年に台湾の台南市で設立された、フルカラーChLCD電子ペーパー技術の開発企業です。交通、ヘルスケア、小売、教育など幅広い分野に対し、超広色域ディスプレイやシステム統合ソリューションを提供し、グローバルな電子ペーパーエコシステムの構築を推進しています。
