TerraMasterは、世界初のAIネイティブNAS OS「TOS 7」を搭載した新フラッグシップ4ベイNAS「F4-425 Pro」を2026年6月23日よりグローバル発売しました。本製品は、自然言語での対話によるNAS操作、ランサムウェアからのプロアクティブなデータ保護、最大1010MB/sの高速転送といった次世代のデータ管理体験を提供し、データ管理の常識を変える可能性を秘めています。

TerraMaster F4-425 ProとTOS 7の概要

TerraMaster F4-425 Proは、従来のNASの枠を超え、「AIネイティブストレージハブ」という新しいコンセプトを掲げています。これは、AIの力を借りて、複雑なシステム設定、ストレージ管理、アプリケーション導入まで、すべてを自然言語による対話だけで実行できるように設計されていることを意味します。本製品は、2026年6月23日のグローバル発売を皮切りに、新しいデータ管理体験を提供します。

F4-425 Pro本体と画面

F4-425 Pro本体と画面

TOS 7が実現するAIネイティブ機能

F4-425 Proの心臓部である「TOS 7」は、世界初のAIネイティブNASオペレーティングシステムです。このOSは、以下の特徴によりAIネイティブを実現しています。

  • 500以上の原子化RESTful APIの開放: システムの核となる機能を細かく分割し、外部のAIエージェントや開発者が自由に活用できる環境が整えられています。
  • 全シーン対応の自然言語インタラクション: 「デザインチーム向けに2TBの共有フォルダを作成し、毎週自動スナップショットを設定して」といった指示を出すだけで、NASが理解し、自動で実行します。
  • ローカルAI処理: プライバシー保護のため、写真の顔認識やファイルの分類といったAI処理はすべてF4-425 Proのデバイス上で完結し、データが外部に送信されることはありません。
  • 開発者エコシステム: 将来的には「Skill Store」の公開が予定されており、サードパーティの開発者が独自のAIアプリケーションをF4-425 Pro上で開発し、共有できる環境が提供されます。

F4-425 Proのサイドビューと「TOS 7」のロゴ

F4-425 Proのサイドビューと「TOS 7」のロゴ

TOS 7のUIイメージとAI機能のアイコン

TOS 7のUIイメージとAI機能のアイコン

F4-425 Proのハードウェア性能

TOS 7のスマートさに加え、F4-425 Proのハードウェア性能もフラッグシップにふさわしいものです。

  • Intel N350 8コアプロセッサ: 超低消費電力ながら強力な8コアプロセッサを搭載し、様々な処理を高速で実行します。
  • 16GB DDR5メモリ: 最新規格の高速メモリを16GB搭載することで、マルチタスクや高負荷な処理もスムーズに実行可能です。
  • デュアル5GbEネットワークポート: 従来のギガビットイーサネットの約5倍の帯域を持つ5GbEポートを2つ搭載しています。SMBマルチチャネルやリンクアグリゲーションを利用すれば、最大1010MB/sの転送速度を実現し、4K/8K映像のオンライン編集や大容量ファイルの共有を快適に行えます。

F4-425 Proの内部構造図とスペック

F4-425 Proの内部構造図とスペック

F4-425 Proが提供する主要な体験

F4-425 ProとTOS 7がもたらす革新は、大きく4つの体験に集約されます。

会話するだけで実行するAIエージェント「OpenClaw」

自然言語でNASを操作できるAIエージェント「OpenClaw」は、具体的な指示を解析し、自動的に実行します。これにより、マニュアルを読んで設定する手間が解消され、誰もが直感的にNASを使いこなせるようになります。

Proレベルの8コアエンジンによるパフォーマンス

8コアプロセッサと16GB DDR5メモリ、デュアル5GbEポートによる圧倒的な処理性能は、4Kトランスコード、仮想マシン、Dockerオーケストレーションといった高負荷な作業を同時に実行しても、安定したパフォーマンスを維持します。

BBSによるプロアクティブバックアップとランサムウェア対策

「BBS(Backup & Business Solutions)」は、リアルタイムのランサムウェア対策、HyperLock WORMによる改ざん防止機能、そして「3-2-1-0自動バックアップ戦略」を組み合わせることで、能動的なデータ防御を提供します。異常な暗号化動作を検知した場合、システムは即座に「共有フォルダのロック → スナップショットの隔離 → アラート通知」という3段階の保護プロセスを実行します。

最大1010MB/sの高速転送速度

デュアル5GbEポートによる最大1010MB/sの高速転送は、特にクリエイターの方にとって有用です。4K/8Kの映像素材をオンラインで直接編集する際も、ローカルストレージを使っているかのような快適さを実感できます。

シナリオ別の利用例のイラスト

シナリオ別の利用例のイラスト

柔軟なストレージ運用と拡張性

F4-425 Proは、将来を見据えた柔軟な運用と拡張性も兼ね備えています。

  • TRAID柔軟ディスクアレイ: 異なる容量のHDDを混在して利用でき、データ移行を行うことなくオンラインで容量拡張が可能です。
  • TerraSyncによるマルチプラットフォーム同期: NAS、PC、Mac、スマートフォン間でリアルタイム同期を実現し、ファイル履歴の管理にも対応します。
  • クラウドとのハイブリッドバックアップ: OneDrive、Google Drive、Dropboxといった主要なクラウドサービスとの双方向同期に対応し、堅牢で柔軟なバックアップ環境を構築できます。
  • Dockerおよび仮想マシン対応: コンテナ技術のDockerや仮想化環境を標準でサポートしており、様々なアプリケーションやシステムをNAS上で柔軟に運用可能です。

柔軟なストレージ運用とエコシステムの図解

柔軟なストレージ運用とエコシステムの図解

販売情報とキャンペーン

TerraMaster F4-425 Proは、2026年6月23日よりグローバル市場で発売されています。現在のところ価格に関する具体的な情報はありませんが、TerraMasterは発売を記念して、F4-425 Proを含む主要NAS・DAS製品を対象に、最大20%OFFの期間限定キャンペーンを実施しています。この機会に次世代のデータ環境を手に入れることが可能です。

購入方法

購入は、TerraMaster公式サイトおよびAmazon.co.jpで可能です。