京都に拠点を置く出版社・木星社は、日本とアジアの同時代の文芸とアートを日英バイリンガルで紹介する新文芸誌『THE EASTERN OBSERVER』(イースタン・オブザーバー)を2026年7月4日に創刊します。この雑誌は、日本の、そしてアジアの文化が持つ魅力を言語の壁を越えて世界に伝えることを目的としています。

『THE EASTERN OBSERVER』の概要

『THE EASTERN OBSERVER』は、日本とアジアの文芸、アート作品を日本語と英語のバイリンガル形式で提供する雑誌です。これにより、国内外の読者が翻訳を介さずに原語と英語の両方で作品に触れることが可能となり、文化のニュアンスをより深く理解し、国際的な文化交流を促進する画期的な試みであるとされています。

記念すべき創刊号となる『THE EASTERN OBSERVER 01』は、全国の書店および木星社公式サイトにて2026年7月4日から発売されます。

創刊号『THE EASTERN OBSERVER 01』の内容

創刊号には、スケートボード・写真ユニット「川」、建築家リナ・ゴットメ、映画監督の小田香や空族、シンガポール人作家アルフィアン・サアット、中国人カートゥーニストのウォシバイ、韓国のミュージシャンMinsu、歌人の鳥さんの瞼など、多様なジャンルから実に13組ものクリエイターが参加しています。彼らが「いま」「ここ」にある日本とアジアの文化をどのように表現しているのか、注目が集まります。

また、執筆陣には藤井光氏(東京大学大学院文学研究科・准教授)、渡辺三津子氏(ファッション・ジャーナリスト、元『VOGUE JAPAN』編集長)、柳樂光隆氏(音楽評論家)、宮田文久氏(編集者/ライター)、若林恵氏(黒鳥社、元『WIRED』日本版編集長)といった著名な識者が名を連ね、深い考察を提供します。カバーはイラストレーターYUKI UEBO氏が担当し、誌面ビジュアルは山田陽氏、中森真氏、CHABECK氏ら気鋭の写真家が手掛けており、視覚的な魅力にもこだわって制作されています。

THE EASTERN OBSERVER 01 表紙

THE EASTERN OBSERVER 01 表紙

販売情報と関連イベント

『THE EASTERN OBSERVER 01』は、B5判208頁で、本体価格4200円+消費税で販売されます。この価格は、日英バイリンガルで豪華な執筆陣と多様なクリエイターの作品が収められた208頁のコンテンツを考慮すると、単なる雑誌としてだけでなく、文化資料としての価値も持つ一冊であると木星社は説明しています。

購入方法

本誌は2026年7月4日から全国の書店で発売されます。また、木星社公式サイトでは6月中旬から予約受付が開始される予定です。

代官山蔦屋書店での先行発売とイベント

発売に先駆け、代官山蔦屋書店では以下の特別なイベントが開催されます。

  • エキシビション『境界 LIMINAL』: 2026年7月1日~15日の期間、誌面ビジュアルを担当したフォトグラファー山田陽氏の作品が展示されます。
  • スペシャルトークセッション: 2026年7月2日には、山田陽氏、渡辺三津子氏、そして本誌編集発行人である藤代きよ氏によるトークセッションが開催されます。
  • 先行発売: 代官山蔦屋書店では、上記イベント期間中の2026年7月1日から本誌が先行発売されます。

イベントの詳細やお申し込み方法は、6月中旬以降に代官山蔦屋書店公式ウェブサイトで確認できます。

  • 代官山蔦屋書店公式ウェブサイト: https://store.tsite.jp/daikanyama/event/

公式ニュースレターとSNS

本誌と連動した公式ニュースレターも2026年7月よりスタートし、オリジナル連載シリーズやセッションレポートなどが定期配信されます。読者とのディスカッションの場も設けられるとのことです。

  • 『THE EASTERN OBSERVER』公式ニュースレター: https://theeasternobserver.substack.com/
  • 公式Instagram: @easternobservermag , @mokusei222

出版社 木星社について

『THE EASTERN OBSERVER』を手掛ける株式会社木星社は、京都に拠点を置き、「旅/自然/文芸/アート/スポーツ」をテーマに良質な書籍、雑誌、デジタルコンテンツを制作している出版社です。代表の藤代きよ氏は、かつて『VOGUE JAPAN』や『GQ JAPAN』、『WIRED』日本版などの有名メディアで編集に携わった経験を持ち、その豊富な経験と編集力が本誌の質の高さを支えています。

木星社はこれまで、エドゥアルド・ガレアーノやマイク・スピーノなどの翻訳書、『LIKE THE WIND』日本版といったランニングカルチャー誌、ポッドキャスト番組『THURSDAY』など、多岐にわたる活動を展開してきました。『THE EASTERN OBSERVER』の創刊は、単なる雑誌の発表に留まらず、国内外のアートブックフェアとの協働や各地でのセッションを通じて、日本とアジアの文化を世界に広めるための「活動」として位置付けられています。