北海道釧路市で半世紀にわたり教育の灯を灯し続けてきた「学習塾あすなろ会」が、創立50周年という記念すべき年に、「北海道を代表する企業100選」に初選出されました。これは単なる実績の表彰に留まらず、創業者から受け継がれた教育への情熱、そして地域社会への深い貢献が評価されたものです。

「北海道を代表する企業100選」の概要と選出基準

「北海道を代表する企業100選」は、日本一の地方創生メディア「Made In Local」が、北海道に本社を置く企業の中から、特に地域に根差し、未来を創造する厳選された100社を紹介するものです。選考基準は、企業の理念や社会貢献度、未来へのビジョンを重視しています。

「北海道を代表する企業100選」の主な審査基準
* A:地域コミュニティに積極的に参加するなど、社会活動に会社を挙げて取り組んでいる
* B:地元の名産や地場産業と言われるビジネスに携わっている
* C:若手の育成に力を入れている
* D:他社にはない独自の技術やビジネスモデルを持っている
* E:成長マーケットで事業をしている
* F:地域平均よりも高い給与水準を実現している

学習塾あすなろ会がこれらの基準をクリアし選出されたことは、その特別な取り組みを裏付けるものとなります。

「北海道を代表する企業100選」に選ばれた企業の詳細はこちらからご覧いただけます。
Made In Local「北海道を代表する企業100選」株式会社学習塾あすなろ会

北海道エリアの他の選出企業も確認できます。
Made In Local「地域を代表する企業100選」北海道エリア

創業者から受け継がれる教育理念と未来へのビジョン

今回の選出背景には、創業者である父から2代目へと受け継がれた、深い教育への情熱があります。現代表の種村吉晃氏は、今年の7月に他界された創業者の父・種村俊仁氏が築き上げてきた50年間を「一つの形として残したい」という強い思いから、エントリーに至ったと述べています。

創業者の父は他界する直前まで教壇に立ち、教育者として生涯を全うしたと伝えられています。

授業中の教室で、先生と生徒が楽しそうに話している様子
新代表の種村 吉晃氏

この「100選」への選出は、あすなろ会が目指す「100年企業」への大きな一歩であり、社員が一丸となって次の50年に向かうための重要なきっかけになったと語られています。

スーツ姿の男性が複数人写っている集合写真。それぞれポーズをとっている。
個性あふれる講師陣の皆さん

講師陣の明るさとチームワークが、活気ある学習環境を支える柱となっています。

生徒の人間力育成と地域貢献への新たな挑戦

学習塾あすなろ会の最大の強みは、「生徒と講師の絆の強さ」にあると種村代表は説明します。親や学校の先生とは異なる「第三の立場」だからこそ、生徒に深く響く言葉や人生の糧となる貴重な体験を提供できると考えています。

教室で話す若い女性と男性の様子。
講師と生徒の絆が伺える一コマ

同塾の目的は単なる成績向上に留まりません。「人間力を育て、社会で活躍できる力を育成すること」を目指しており、この育成が釧路の発展にも繋がると信じられています。これは、教育を通して地域を活性化する、地方創生のモデルケースと言えます。

教室で、先生が生徒の宿題を手伝っている様子を写した写真です。生徒は笑顔で、先生と楽しそうに会話しています。
温かい指導風景

将来的な展望として、釧路に直接的に貢献するため、「地域企業と人財を繋ぐ事業」も展開していく計画です。これは学習塾の枠を超え、地域全体の未来を見据えたビジョンです。「生徒の育成」と「地元企業と人財の接続」という2つの事業を柱に、新たな地方都市の学習塾モデルを社会に提案しようとしています。この取り組みが成功すれば、全国の地方都市における教育と地域活性化の新しい形を示すことが期待されます。

株式会社学習塾あすなろ会 会社概要

  • 所在地:〒085-0821 北海道釧路市鶴ヶ岱3丁目3-24
  • 代表者:代表取締役 塾長 種村 吉晃
  • 設立:1976年3月
  • 事業内容:小中高生向け学習塾の運営、公務員試験対策予備校の運営
  • 公式サイトhttps://asunaro-kai.com/

北海道を代表する企業100選の認定証。2025年から1年間有効。
「北海道を代表する企業100選」認定証