第一学院高等学校は、2025年9月22日(月)から24日(水)までの3日間、歌とダンスを通じた自己肯定感向上プログラム「ミュージック・アウトリーチ」を国立オリンピック記念青少年総合センターで開催すると発表しました。このイベントは、アメリカの非営利活動教育団体HEART Global(ハートグローバル)のプロフェッショナルキャストの指導のもと、第一学院高等学校の生徒が表現の喜びを体験し、自信を育むことを目的としています。

「ミュージック・アウトリーチ」の概要

「ミュージック・アウトリーチ」は、第一学院高等学校の全国キャンパスから集まる生徒を対象とした3日間の特別プログラムです。参加生徒は、HEART Globalのキャストから歌やダンスのレッスンを受け、最終日には本格的なステージショーを披露します。

本プログラムは、舞台経験がない生徒や歌・ダンスが苦手な生徒も、それぞれのレベルに合わせた挑戦を通じて自身の成長を実感し、自己肯定感の向上に繋げることを目指しています。音楽という共通言語を通じて、自己表現の喜びと他者との協力の尊さを学ぶ「成長実感型教育」として位置づけられています。

HEART Globalは、音楽を通じてグローバルなつながりを創出し、次世代を育成する目的で世界中で表現教育活動を行っている団体です。彼らの多様な文化背景とプロの指導力が、生徒の成長を促します。

プログラムの特徴

この「ミュージック・アウトリーチ」は、参加する生徒にとって貴重な経験となる以下の特徴があります。

  • 多様な生徒が集う環境: 通信制高校には、不登校や高校中退経験者、スポーツ・芸能活動と学業を両立する生徒など、多様な背景を持つ生徒が在籍しています。本イベントは、それぞれの生徒が「自分らしくいられる」と感じられる、安全で温かい環境を提供します。昨年度の参加者からは、「誰かが失敗しても笑う人はいなかったし、最後は全員が全員をリスペクトしていた」という声が寄せられています。
  • 挑戦を後押しする指導: 歌やダンスが苦手な生徒も、HEART Globalのキャストによる丁寧な指導のもと、自身のレベルに合わせて「小さな一歩」を踏み出す勇気を得られます。初日の緊張から解放され、3日後には自信に満ちた笑顔でステージに立つ姿は、挑戦することの重要性を体感する機会となります。
  • 国際的な音楽を通じた自己肯定感の育成: 音楽は言葉や文化の壁を越える力を持っています。HEART Globalのキャストとの交流を通じて、生徒は異文化理解を深めながら、表現することの楽しさを全身で感じます。自身の表現が他者に届いた時の喜びは、自己肯定感を大きく育むことに繋がります。

参加者の声

昨年度の参加者からは、本プログラムを通じて得られた感動と成長について、以下の声が寄せられています。

  • 【札幌キャンパス Kさん】
    「最初は個性や自由というものを人前に出すことは恥ずかしいことだと思っていました。でも、誰かが失敗しても笑う人はいなかったし、最後は全員が全員をリスペクトしていて、個性は素晴らしいものだということがわかりました。参加者の方々、先生方、キャストの方々、そのほかの全てのスタッフの方々、そして自分に拍手をしたいです。」
  • 【新潟キャンパス Hさん】
    「最初は何もできなくて不安でした。でも最終日は、緊張より楽しいと嬉しいが強くて、「やりきった」っていう感動で、そこからずっと泣きっぱなしになりました。 どんなことも「勇気を出して流れに任せれば成功する」っていうことがよく分かる、最高の3日間でした。」

ショー終了後の集合写真(昨年度)
ショー終了後の集合写真(昨年度)

昨年度の開催風景

初日集合直後の様子
初日集合直後の様子。緊張した表情が見られます。

ダンスのレクチャーを受ける生徒
プロのキャストからダンスのレクチャーを受けている様子です。

ソロパートに挑戦する生徒
ソロパートに挑戦する生徒の様子。

ショーの様子
最終日のショーの様子。

イベント詳細と参加方法

「ミュージック・アウトリーチ」の開催概要は以下の通りです。

項目 詳細
日時 2025年9月22日(月)~24日(水) の3日間
– 22日(月)・23日(火):ワークショップ
– 24日(水):ワークショップおよびショー
場所 国立オリンピック記念青少年総合センター カルチャー棟内 大ホール
〒151-0052 東京都渋谷区代々木神園町3-1

イベントの詳細については、第一学院高等学校のチャレンジイベント・ワークショップページにて確認できます。
第一学院高等学校 チャレンジイベント・ワークショップ

参加を希望する第一学院高等学校の生徒は、所属するキャンパスへお問い合わせください。

第一学院高等学校について

本イベントの主催である第一学院高等学校は、通信制・単位制の高校として全国に66キャンパス(2025年9月時点)を展開しています。「生徒第一」「1/1の教育」を理念とし、独自の「プラスサイクル指導」を通じて、生徒一人ひとりの「『もっともっと自分を好きになる』自分づくり」をサポートしています。

不登校や高校中退を経験した生徒のほか、サッカーの久保 建英選手、伊藤 洋輝選手、人気動画クリエーターのねおさん、Little Glee MonsterのMAYUさん・かれんさん・アサヒさんなど、スポーツや芸能活動と学業を両立する生徒も多数在籍・卒業しています。

第一学院高等学校 公式サイト

第一学院高等学校
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株式会社ウィザスについて

第一学院高等学校を運営する株式会社ウィザスは、「顧客への貢献」「社員への貢献」「社会への貢献」を理念に掲げる総合教育サービス会社です。教育分野を中心に、一人ひとりの夢の実現に取り組んでいます。

同社は、すべてを「成功」へのプロセスと捉える「プラスサイクル」思考を重視し、高校・大学事業、学習塾事業、グローバル事業、能力開発・キャリア支援事業など、幅広い分野で「社会で活躍できる人づくり」を目指しています。

株式会社ウィザス 公式サイト

まとめ

第一学院高等学校の「ミュージック・アウトリーチ」は、歌やダンスのワークショップに留まらず、生徒が自身の殻を破り、新しい自分と出会い、仲間と共に感動を分かち合う機会を提供します。この3日間が、参加する生徒にとって未来を彩る貴重な経験となることが期待されます。