提供:@Press国内外の鉄道・道路・橋梁などの社会インフラの計画や設計、まちづくりコーディネートなどを行う中央復建コンサルタンツ株式会社(所在地:大阪市東淀川区東中島4-11-10、代表取締役社長:白水 靖郎、以下「CFK」)は、大阪市内で最も古い堀川「東横堀川」を水都大阪にふさわしい水辺に再生することを目指し、シェア型書店カフェ「ホトリヲ」を2025年8月30日にグランドオープンいたします。
■本リリースのポイント
・8月30日に水辺再生の拠点として「ホトリヲ」をグランドオープン(シェア型書店の営業開始)
・公共の遊歩道整備による東横堀川の水辺空間の刷新とあわせた拠点づくりにより、川とまちが横断的に利用される「暮らしの水辺の再生」を目指す
東横堀川沿いの遊歩道(本町橋周辺)
ホトリヲ外観
シェア型書店の書棚
■東横堀川の水辺再生の拠点となることを目指す「ホトリヲ」
「ホトリヲ」は、大阪市中心部を流れる東横堀川のほとりに位置するシェア型書店カフェです。
東横堀川沿いの土地は長らくまちの裏側として閉ざされてきましたが、現在、川沿いの遊歩道の整備が進んでいます。CFKは「ホトリヲ」の開業により、“かわ”と“まち”をつなぐ拠点として東横堀川の水辺の価値を転換し、水辺の再生を目指します。
■遊歩道整備による東横堀川の水辺空間の刷新
東横堀川の護岸と建物の裏手のフェンスで閉ざされた空間は、長らくまちの裏側となっており、東横堀川周辺エリアのまちづくりでは、水辺の魅力を活かしきれていない状態となっていました。水都大阪の取組において中之島や道頓堀川で先行して整備が進む中、東横堀川でも水辺を再生し地域の活性化につなげることが期待されていました。
これを受け大阪市が2024年3月に「東横堀川等の水辺の魅力空間づくり基本方針」を策定し、「暮らしの水辺の再生」を掲げて遊歩道の整備に着手しました。2025年に先行整備区間である本町橋~農人橋右岸側(東側)の遊歩道が開通し、「ホトリヲ」はこの先行整備区間に位置する物件のリノベーションにより開業します。
整備前の遊歩道
整備後の遊歩道
■「ホトリヲ」による水辺の価値の再生と創造
暮らしの水辺として東横堀川を再生するため、沿川の建物から人々の活動がにじみ出し、川とまちが横断的に利用される風景の創出を目指し、ホトリヲに3つの機能を設けます。
(1) 立寄り・滞在機能
・水辺で時間を過ごせるためのサービス提供。
・ふらっと来訪しやすい場所づくり。
(2) 発信機能
・水辺に開く建物の発信。
・東横堀川に合った生活文化のイメージの発信。
・まちとしての魅力発信。
(3) 共創機能
・地域活動との連携。公共空間の維持管理活動への参加。
・個人・企業との連携。
・個人や企業活動の場所の提供、共創支援。
これら3つの機能を備えるものとしてホトリヲのコンテンツ「カフェ・バー」「シェア型書店」「レンタルスペース」を設定しました。これらの運営を通して、古くから「文化と人の交流の場」や「流行の発信地」として栄えてきた水辺の価値を再生すると共に、「まちなかにいながら穏やかな時間を過ごせる」「シェア型書店による新しい形での文化の発信・交流」といった新たな価値の創造に取り組みます。
ホトリヲは、CFKが目指す「再生と創造」の理念のもと、東横堀川の目指すビジョン「暮らしの水辺」の実現に向け、水辺再生のモデルケースとなることを目指しています。
ホトリヲの機能
<店舗概要>
店舗名称 : ホトリヲ
所在地 : 大阪市中央区本町橋5-2 地下1階
店舗面積 : 約41.89平方メートル
オープン日: 2025年4月13日
2025年8月30日 シェア型書店サービス開始
営業日時 : 水・金 15:00~22:00
土・日 13:00~19:00
※詳細はInstagramをご確認ください
運営体制 : 中央復建コンサルタンツ株式会社と株式会社STUDIO Cによる共同運営
公式HP : https://hoto-lio.studio.site
Instagram : https://www.instagram.com/hotolio_
<シェア型書店概要>
棚総数 :125棚
棚サイズ :約 縦31.5センチ×横30センチ×奥行30センチ
月額料金 :Coreプラン 5,500円(税込)
Middleプラン 3,850円(税込)
Start upプラン 2,750円(税込)
初回登録料:5,000円(税込)
棚主特典 :棚主交流会への参加、ドリンクチケット、レンタルスペース割引、
棚主サロンへの参加等(プランによって異なります)
シェア型書店のプラン概要
■会社概要
商号 : 中央復建コンサルタンツ株式会社
代表者 : 代表取締役社長 白水 靖郎
所在地 : 〒533-0033 大阪市東淀川区東中島4-11-10
設立 : 1946年6月1日
事業内容: 鉄道、道路、橋梁、トンネル、河川、港湾等に関する調査、計画、
設計、環境アセスメント、計測診断、施工管理、維持、運営等
資本金 : 3億6百万円
URL : https://www.cfk.co.jp/
(参考) 東横堀川の概要
東横堀川は、中之島から道頓堀をつなぐように大阪都心南北を縦断して流れる全長約2.4kmの堀川である。大阪市内に残る堀川としては最も古く、大阪城の外堀として1585年に作られた。また、1913年に架橋され現役の橋としては大阪市内最古である本町橋が位置する一方、2001年より取り組みがスタートした水都大阪「水の回廊」の一角を担う等、古くから現代まで大阪のまちの移り変わりと共にあったエリアである。
東横堀川両岸の約5mの空地(公園用地)で、今後約20年にわたって耐震護岸への改修と遊歩道整備が目指されている。
東横堀川の位置図。水の回廊(堂島川・土佐堀川、木津川、道頓堀川、東横堀川)の一角を担っている。