2026年7月31日/撮影:大谷優太
2026年7月31日/撮影:大谷優太
2026年7月31日/撮影:大谷優太
2026年7月31日/撮影:大谷優太
2026年7月31日/撮影:大谷優太
2026年7月31日/撮影:大谷優太
2026年7月31日/撮影:大谷優太
2026年7月31日/撮影:大谷優太
2026年7月31日/撮影:大谷優太
2026年7月31日/撮影:大谷優太
2026年7月31日/撮影:大谷優太
2026年7月31日/撮影:大谷優太

 大阪府堺市の夏の風物詩として知られ、鎌倉時代から約700年の歴史を誇る伝統行事「堺大魚夜市」が2026年7月31日、同市堺区の大浜公園および堺旧港周辺で開催された。祭りのフィナーレを飾る恒例の花火大会は、本年から名称を新たに「SBI舞花火 in 堺大魚夜市」として実施された。午後8時20分から約30分間にわたって夜空を彩る大輪の花が打ち上げられ、詰めかけた多くの来場者を魅了した。

 堺大魚夜市は、住吉大社の祓事に合わせ、各地の漁民が堺の浜に集結して豊漁と安全を祈願したことが起源とされる。その後、鎌倉時代には一般庶民に向けても魚のセリ市が行われるようになり、現在までその伝統が受け継がれている。会場の大浜公園では、地元企業や商店などが多数出店するなか、一番の見どころである豪快な「魚セリ」が行われ、新鮮な魚介類を安価に求める一般客と売り手との活気あふれる掛け声が夜の会場に響き渡った。

 祭りの最高潮を迎える打上花火は、前年まで「泉州夢花火 in 堺大魚夜市」として親しまれてきたが、本年より株式会社SBI MUSIC CIRCUSの提供により新たな名称で開催される運びとなった。打ち上げの舞台となったのは、コの字型に陸地が囲む地形が特徴的な堺旧港である。会場の特殊な形状を生かし、港の中央部から絶え間なく打ち上げられるスターマインなどの花火は、どの観覧場所からでも驚くほど間近に迫る視覚効果を生み出した。

 歴史的な港湾の水面に色鮮やかな光が反射し、至近距離に響き渡る轟音とともに展開される光の演出は、大迫力そのものであった。700年という途方もない歳月を超えて地域住民に守られてきた伝統的な夜市と、現代的なエンターテインメントの粋を凝らした花火の融合は、堺の地に確かな熱気をもたらし、2026年の盛夏を象徴する一夜として幕を閉じた。

 なお、株式会社SBI MUSIC CIRCUSが手掛ける次回の花火大会「SBI舞花火 in 大阪・泉南」は、2026年8月22日(土)に大阪府泉南市のSENNAN LONG PARK(泉南りんくう公園)にて開催される予定だ。「大阪泉州夏祭り」の10周年を記念する本大会では、全国10社の煙火会社がそれぞれ持ち寄った10号玉による特別プログラムやドローンショーなども予定されている。同日に同会場で開催される音楽フェスティバル「SBI MUSIC CIRCUS OSAKA」とあわせ、泉南の海辺を舞台にした過去最大級のエンターテインメントに大きな期待が寄せられている。