静岡県舞台芸術センター(SPAC)は、脚本作成の一部にAIを活用した新作舞台『ガリレオ~ENDLESS TURN~』を2026年1月18日から静岡芸術劇場で上演すると発表しました。ドイツの劇作家ブレヒトの傑作戯曲を原作に、天動説が常識だった時代に真実を追求したガリレオの生涯を描き、情報が錯綜する現代社会における「真実を追い求める」意味を問いかけます。演出は多田淳之介氏が担当します。

AI活用とブレヒト作品の現代的解釈

本作品の原作は、ドイツの劇作家ベルトルト・ブレヒトの傑作戯曲『ガリレオの生涯』です。天動説が常識であった時代に地動説という真実を唱え、教会からの迫害に直面しながらも研究を続けたガリレオの半生が描かれます。

今作では、脚本作成の一部にAIが活用されており、紀元前700万年の人類史の始まりからガリレオの時代、そしてその先までを描く壮大な物語となっています。情報が溢れ、何が真実か見極めることが困難な現代において、ガリレオの物語は「何を信じるか」という問いを投げかけます。

演出は、2023年に『伊豆の踊子』を観光演劇として演出し、好評を博した多田淳之介氏が手がけます。SPACの俳優20名と共に、この歴史的大作を現代に問いかける群集劇として上演されます。

舞台上で歌い、手を上げる衣装を着た人々。

舞台に立つ3人の俳優の画像。真ん中の俳優は口を開け、両手を広げ、右側の俳優は眼鏡をかけ、白いスカーフを巻いている。左側の俳優は笑顔で赤いスカーフを巻いている。

舞台の様子。青い球体のような背景の前で、白い衣装を着た俳優たちが立っている。手前には小石が置かれている。スポットライトが当たっている。

舞台美術と関連イベント

舞台美術はカミイケタクヤ氏が担当し、「現代の私たちが想像する宇宙」がイメージされています。時空を超えた宇宙旅行に連れて行ってくれるような体験が期待されます。

舞台に立つ2人の俳優。男性は赤い本と杖を持ち、女性は白いショールを羽織っている。背景は青色の星空のようなデザイン。

舞台上で白い衣装を着た人々がポーズを取っている写真。中央の男性は両手を広げ、他の人々は彼を取り囲んでいます。背景には青い照明があり、舞台劇のシーンを捉えているようです。

本公演では、観劇をより深く楽しむための関連イベントも多数企画されています。

  • プレトーク:上演前に見どころを解説します(一部日程を除く)。
  • アーティストトーク:演出家や出演者によるトークセッションが開催されます。マンガ編集者をゲストに迎える回も予定されています。
  • バックステージツアー:普段は見ることができない舞台裏を見学できます(要予約)。
  • カフェ・シンデレラで逢いましょう!:終演後に出演者が衣装で登場し、写真撮影も可能です。

この他にも、高校生によるあらすじパフォーマンスや『星空観望会』など、様々な企画が実施されます。詳細はSPAC公式サイトで確認できます。
SPAC公式サイト

公演概要とチケット情報

SPAC photo by 牧田奈津美 (F4,5)

公演名:SPAC秋のシーズン2025-2026 #3『ガリレオ〜ENDLESS TURN〜』
期間:2026年1月18日 (日) 〜 2026年3月7日 (土)
会場:静岡芸術劇場(静岡県 静岡市駿河区 東静岡2丁目3-1)

チケット料金
– 一般:4,600円
– U25・大学生:2,200円
– 高校生以下:1,100円

チケットサイト「カンフェティ」では、一般席が500円割引の4,100円で提供されています。

チケット購入方法
チケットは「カンフェティ」のウェブサイトから購入できます。
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カンフェティ