全国でも珍しい「第10回 さいたま市長杯 さいたまヨーロッパ野菜料理コンテスト」が開催されます。このコンテストは、さいたま市が誇る地域ブランド野菜「さいたまヨーロッパ野菜」を主役としたもので、今年は過去最多となる180点もの応募作品が集まり、ファイナリストが決定しました。

さいたまヨーロッパ野菜とは

「さいたまヨーロッパ野菜」の取り組みは、2013年4月にシェフたちの要望から始まりました。現在、さいたま市内の約20軒の若手農家が約70種類ものヨーロッパ野菜を栽培し、県内約1,000軒のレストランに供給しています。ルッコラ、チーマ・ディ・ラーパ、カーボロネロなど、多様な野菜がさいたま市で育ち、国内外で「外食アワード2016特別賞」や「2019マイナビ農業アワード優秀賞」を受賞するなど、高い評価を得ています。

さいたまヨーロッパ野菜研究会の活動については、公式サイトで詳しく紹介されています。
さいたまヨーロッパ野菜研究会 公式HP

温室で野菜を持って立つさいたまヨーロッパ野菜研究会のメンバー
▲さいたまヨーロッパ野菜研究会の皆さん。彼らの情熱が、このコンテストを支えています。

コンテストの概要と食育への貢献

「さいたま市長杯 さいたまヨーロッパ野菜料理コンテスト」の最大の特徴は、「市長杯」を冠している点にあります。これは、さいたま市が食文化振興の柱としてこの取り組みを重視していることを示しています。

本コンテストでは、プロの料理人の部門に加え、「児童生徒部門」が設けられています。さいたまヨーロッパ野菜研究会は、さいたま市教育委員会と連携協定を結び、2021年からは学校農園でのヨーロッパ野菜栽培指導にも取り組んでいます。子どもたちが野菜を育て、料理することで、食への関心と感謝の気持ちを育む食育を推進しています。児童生徒部門には「教育長賞」も設定されており、次世代を担う子どもたちの成長を支援しています。

最終審査会の開催について

過去最多の応募作品の中から選ばれたファイナリストたちが、独創的な料理を披露する最終審査会が以下の日程で開催されます。

【第10回 さいたま市長杯 さいたまヨーロッパ野菜料理コンテスト 最終審査会 開催概要】

  • 名称: 第10回 さいたま市長杯 さいたまヨーロッパ野菜料理コンテスト 最終審査会
  • 日時: 2026年1月25日(日)
    • 審査会(調理):12時30分~15時(予定)
    • 表彰式:15時45分~16時20分
  • 会場: さいたま市プラザノース キッチンスタジオ 他 (さいたま市北区宮原町1丁目852-1)
  • 参加者: ファイナリスト9名、受賞者2名(一般・児童生徒部門)
  • 主催: さいたま食文化未来創造プロジェクト実行委員会

昨年の最終審査会では、見た目にも美しい料理が多数披露されました。

料理人が美味しそうなチョコレートケーキを盛り付けている様子
▲昨年の最終審査で披露された料理の一例です。

また、授賞式では受賞者と関係者が集まり、イベントの成功を祝いました。

コンテストの受賞者と関係者たちが集まって記念撮影をしている様子
▲昨年の授賞式風景。

このコンテストは、「さいたまヨーロッパ野菜」という地域ブランドの価値を高め、生産者と消費者を繋ぐ重要な役割を担っています。食を通じた地域活性化のモデルケースとして、そして若い世代が農業や食に興味を持つきっかけとして、今後の展開が注目されます。