新橋に拠点を構える「奈良まほろば館」は、奈良県が誇る歴史、文化、そして味覚を東京で発信する施設です。2009年に日本橋で開館後、2021年には新橋へ移転・リニューアルオープンしました。
1階には柿の葉寿司や大和茶など奈良の名産品が並ぶショップと、気軽に奈良の味覚を堪能できる「Cafe&Barまほら」があります。さらに、旬の観光情報を教えてくれる案内コーナーも設置されています。2階にはイベントルームと、奈良の風土と歴史を感じさせる料理が味わえるレストラン&バル「TOKi」があり、奈良を五感で体験し、学ぶことができる場となっています。

奈良まほろば館では、2026年1月と2月にかけて、以下の体験イベントが開催されます。
日本遺産も世界遺産も!知って味わう奈良時間
日本遺産ソムリエと世界遺産マイスターが、奈良の世界遺産や日本遺産について、深い知識と独自の視点で語り尽くします。歴史的事実だけでなく、旅のおすすめスポットや奈良の味覚も紹介され、東京にいながらバーチャル奈良旅を体験できる内容です。

- 日時: 2026年1月18日(日)
- ①13:30~14:30
- ②16:00~17:00
- 講師: 『旅と日々とラジオと』水木 彩也子氏、『行きたくなる世界遺産!』ミド氏・KANAE氏
- 参加費: 各回 3,500円
- 定員: 各回36名(申し込み順)
- 場所: 2階イベントルームA
「明るいこころ」~薬師寺東京別院の教えと癒しの時間~
薬師寺東京別院の輪番である安田 奘基執事から、心の平穏を見つけるための法話を聞くことができます。両日とも開催時間内であればお写経を体験でき、日常の喧騒から離れた静かなひとときを過ごせます。

- 日時:
- 2026年1月27日(火)①13:30~14:30、②17:30~18:30
- 2026年1月28日(水)①13:30~14:30、②17:30~18:30
- 講師: 薬師寺東京別院輪番 安田 奘基氏
- 参加費: 1,500円
- 定員: 各回50名
- 場所: 2階イベントルームA
また、このイベントと合わせて、1階ギャラリーでは「金堂復興五十年記念 奈良・薬師寺花会式パネル展」が開催されます。薬師寺の華やかな行事である花会式の荘厳な様子に触れることができます。
- 期間: 2026年1月24日(土)~2月6日(金)
- 場所: 1Fギャラリー
第11回奈良の醤油屋祭り「Myしょうゆ造りセミナー」in TOKYO
奈良で作られた種諸味と醤油麹を使い、自宅で醤油を育てるセミナーです。家庭で諸味を発酵・管理する過程を通じて「醸造」という営みを肌で感じ、時間の経過と共に変わっていく発酵の姿を観察できます。秋には、育てた諸味を搾り、自分だけの「Myしょうゆ」を味わうことができます。

- 日時: 2026年2月14日(土)13:30~15:00
- 講師: 奈良県醤油工業協同組合
- 参加費: 3,000円
- 定員: 36名(申し込み順)
- 場所: 2階イベントルームA
奈良まほろば館 基本情報
- 名称: 奈良まほろば館
- 所在地: 東京都港区新橋1-8-4 SMBC新橋ビル1F・2F
- 最寄り駅:
- 東京メトロ銀座線・新橋駅1番出口より徒歩約3分
- JR新橋駅銀座口より徒歩約3分
- 営業時間:
- 1階Shop:月~日曜日/11:00~20:00
- 1階Cafe&Barまほら:月~日曜日/11:00~19:30
- 2階TOKi(Restaurant):火~土曜日/12:00~15:30・18:00~22:00
- 2階TOKi(Bar):火~土曜日/12:00~15:00・17:30~22:30
- 観光案内:平日/12:00~17:30
- 奈良県事務所(移住相談):平日/9:15~17:30
- ※詳細や定休日はお店にお問い合わせください。
- 公式ウェブサイト: https://nara-mahoroba.pref.nara.jp/
- Instagram: https://www.instagram.com/mahorobakan/
- Facebook: https://www.facebook.com/naramahorobakan/
今回ご紹介したイベントは、東京に居ながらにして奈良の歴史、文化、食、そして心の豊かさに触れることができる貴重な機会です。各イベントは定員制のため、参加を希望される方は、公式ウェブサイトで詳細を確認し、早めに申し込みをしてください。
