提供:ぷれにゅー​

一般社団法人日本保育防災協会、日本保育防災協会認定講師が、奈良県保育協議会主催の研修会で「現場保育士の防災意識の向上とBCPの基礎」について講演を行いました。

研修の背景と概要

近年、地震や豪雨災害が頻発する日本。そのため、保育現場が直面するリスクの理解や、子どもたちの安全を守るための実効的な備えの重要性がますます認識されています。この研修会では、保育士が日々の保育に防災視点を取り入れ、災害時に施設としての機能を保つ基本を学ぶ内容が実施されました。
詳細: https://www.nara-hoikukyo.jp/

講演の内容と今後の取り組み

セミナーでは地震と日本の現状理解、保育施設を取り巻く災害リスクの把握、ハザードマップを用いた実践ワーク、BCPの基礎理解、被災園の声から学ぶ教訓などが中心に解説されました。
奈良県保育協議会では、2026年に施設長向け防災研修が予定されており、より高度な防災マネジメントについて日本保育防災協会が講師を務める予定です。
一般社団法人日本保育防災協会は、今後の研修・情報提供を通じて、全国の保育関係者に向けた保育現場の安全と防災力向上を目指し、自治体・保育事業者との連携を強化してまいります。
詳細: https://hoiku-bosai.com/association/

奈良県保育協議会と日本保育防災協会について

奈良県保育協議会は、認可を受けた県内の公立・私立保育園および認定こども園が、互いの特色を尊重しつつ協力し、質の高い保育を目指して研究・研鑽を行う組織です。
一方、一般社団法人日本保育防災協会は、「命を預かるお仕事」を担う保育業界に特化した防災教育・研修を提供する専門団体です。保育施設における防災力の向上を目的に、災害を“自分ごと”として捉え、日常保育の中で防災を継続的に学び、実践していくきっかけづくりを行っています。