「ごかつら池どうぶつパーク」は、READYFORで実施中のクラウドファンディングにおいて、第一目標額1,000万円を達成しました。残り期間を活用し、アムールヤマネコやサーバルキャットの受け入れ準備のため、第二目標2,000万円に向け挑戦を継続します。

第一目標達成の感謝と第二目標への挑戦

このたび「命を守り、次世代へ繋ぐ小さな動物園の挑戦」と題したクラウドファンディングでは、多くの方々からの温かいご支援により、第一目標額1,000万円を超える1,100万円(12月10日現在)を集めることができました。支援者は653名に上り、多くの応援メッセージが寄せられています。
髙橋文彦園長は「想像をはるかに超える温かいご支援とたくさんの応援の声をいただき、一人ひとりの想いが重なって、私たちスタッフに大きな力を与えてくださいました」と感謝の意を表しています。
第一目標達成の勢いをそのままに、同パークはネクストゴールとして2,000万円に挑戦。現在のプロジェクト終了まで残り16日(12月26日まで)となっており、引き続き支援を呼びかけています。

目標額の活用計画と希少動物の保全活動

第一目標達成により、カラカルおよびコウノトリの受け入れ準備、ワオキツネザルの獣舎改修が可能となりました。次の第二目標達成では、アムールヤマネコおよびサーバルキャットの受け入れに向けた既存獣舎の改修工事を実施します。
特にカラカルは国内では2頭しか飼育展示されておらず、新たな個体の受け入れは希少性の高い取り組みです。また、コウノトリは三重県内では初となる受け入れとなり、保全活動の拡大に寄与します。
アムールヤマネコとサーバルキャットについても、絶滅の恐れがある種を受け入れ可能な施設を整備することで、国内における種の保存計画事業への貢献を目指します。
髙橋園長は「引き続き、どうか温かいご支援とご声援を賜りますよう、スタッフ一同、心よりお願い申し上げます」とコメントしています。

動物園の歴史と地域での役割

ごかつら池どうぶつパークは、1993年に「花と動物ふれあい広場」として開園し、2024年6月にリニューアルオープンしました。2025年4月には三重県の動物園としては初となる日本動物園水族館協会(JAZA)に加盟し、動物の保全活動に力を入れています。
多気町久保行央町長も「人と動物の共生を学べる動物園」「生き物の多様性を学べる動物園」「地域とともに歩む動物園」をテーマにした同パークの取り組みを支持。「小さなまちの、小さな動物園の、大きな挑戦を、応援していただけますと幸いです」と応援メッセージを寄せています。
近年、動物福祉や種の保全といった考え方が動物園・水族館の運営において重視されるようになっており、同パークも「ワンヘルス」(人・動物・生態系の健康)と「アニマルウェルフェア」(動物福祉)を基本理念に掲げています。

「ごかつら池どうぶつパーク」クラウドファンディング概要

・プロジェクト名:命を守り、次世代へ繋ぐ小さな動物園の挑戦
・支援募集期間:2025年10月28日〜12月26日(金)午後11:00まで
・第一目標金額:1,000万円(達成済み)
・第二目標金額:2,000万円(挑戦中)
・最終目標金額:2,500万円
・クラウドファンディングURL:https://readyfor.jp/projects/gokatsurazoo
【第一目標の資金活用計画】
・「カラカル」および「コウノトリ」の受け入れ準備
・「ワオキツネザル」の獣舎改修
【第二目標の資金活用計画】
・「アムールヤマネコ」および「サーバルキャット」の受け入れにあたって既存獣舎の改修工事
【最終目標の資金活用計画】
・現在飼育している「ベネットワラビー」の新獣舎の大規模改修

会社概要

会社名:株式会社ウェバレッジ(ごかつら池どうぶつパーク)
所在地:三重県多気郡多気町五桂992
代表者名:髙橋文彦
事業内容:動物園等の施設管理運営
公式サイト:https://gokatsura.jp/

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