提供:@Press
大阪信愛学院小学校(大阪市城東区)は、2025年9月19日(金)に、文部科学省が推進する「文化芸術鑑賞・体験推進事業」の一環として、日本の伝統芸能「能」を体験する特別授業を実施します。小学6年生児童46名を対象に、能楽師の方々による講話や実演鑑賞、楽器体験を通じて、日本文化への理解と関心を深める貴重な機会を提供します。
過去に大阪信愛学院小学校で開催された能楽体験教室の様子
日本の伝統文化を次世代へつなぐ教育的取り組み
文部科学省は「学校における文化芸術鑑賞・体験推進事業」を通じて、子どもたちが本物の芸術に触れる機会の創出を推進しています。この取り組みは、単なる知識の習得ではなく、実際に見て、聞いて、体験することで、児童の感性や創造力、コミュニケーション能力を育むことを目的としています。
大阪信愛学院小学校では、この事業に基づき、日本の伝統芸能である「能」をテーマとした特別授業を実施します。公益財団法人山本能楽堂の能楽師の方々をお招きし、子どもたちに日本文化の奥深さと魅力を伝えていただきます。
本物の「能」を体感する特別プログラム
1. 能楽師の方々による模範演奏と舞の披露
山本能楽堂の能楽師の方々による模範演奏や舞の披露を間近で鑑賞します。700年以上の歴史を持つ「能」の所作や表現技法について、わかりやすい解説とともに紹介され、児童は日本の伝統芸能の美しさと深さを直接体感できます。
2. 伝統楽器の実技体験
小鼓、太鼓、笛といった能楽で使用される楽器に実際に触れ、基本的な奏法を体験します。普段触れることのできない伝統楽器の音色や響きを自ら生み出す体験は、児童にとって貴重な経験となります。
3. 対話型・体験型の学習アプローチ
単なる鑑賞にとどまらず、能楽師の方々との質疑応答や実技指導を通じて、双方向のコミュニケーションを重視したプログラム構成となっています。児童の主体的な参加を促すことで、より深い学びと感動体験につなげます。
初めて「能」に触れる児童が多い中、プロの技を間近で体感する貴重な機会となり、日本の伝統文化への理解と関心を深める時間となることが期待されます。この事業を通じて、未来の芸術家の芽を育てるとともに、すべての児童が文化芸術の魅力に出会うきっかけとなることをめざします。
実施概要
日時:2025年9月19日(金)13:30~15:20
場所:大阪信愛学院 マリアンホール
(大阪市城東区古市2-7-30、Osaka Metro今里筋線「新森古市」駅1番出口より徒歩約5分)
対象:大阪信愛学院小学校 6年生児童 46名
内容:能楽師による模範演奏・舞の披露、小鼓・太鼓・笛の楽器体験
協力:公益財団法人 山本能楽堂
関連リンク
大阪信愛学院小学校 : https://el.osaka-shinai.ed.jp/
学院概要
大阪信愛学院は、大阪市城東区に位置する、認定こども園から大学までを擁する総合学院です。1884年の創立以来140年にわたり、カトリック精神に基づいた人間教育を土台に、時代に応じた質の高い教育を提供し続けています。
■本件に関する問い合わせ先
取材をご希望の方は、お手数ですが下記問い合わせ先までご連絡をお願いいたします。
学校法人大阪信愛女学院
法人事務局広報部 担当:大隈(おおくま)
TEL:06-6939-4391(ダイヤル9番)
FAX:06-6939-7161
E-mail:houjin-kouho@osaka-shinai.ac.jp