くらしにまつわる旬の話題やちょっとしたトピックをオレンジページが読者アンケートでリサーチする、「ほぼ1000人にききました」。9月1日の防災の日を前に、今回は災害対策について、国内在住の20歳以上の女性857人を対象とした調査を2026年6月に実施しました。今年5月から運用が開始された「新たな防災気象情報」の認知度や、家庭での備えなどについて聞きました。
【ダイジェスト】
「新たな防災気象情報」の内容を理解している人は12.8%
8割以上がハザードマップ確認も理解度は36.2%
十分な食品・水の家庭備蓄がない人が半数超

Q4 自然災害に対する備えについて、あなたの考えをお知らせください。

Q5 あなたご自身の防災意識について教えてください。

Q10 あなたは、2026年5月29日から新たに運用が開始された「新たな防災気象情報」をご存じですか?
「新たな防災気象情報」の内容を理解している人は12.8%
自然災害に対する備えが重要であると答えた人は98.0%。一方で自分自身の防災意識が高いと思う人は51.8%でした。ふだん実践している自然災害への備えは、最多が「食料や水などの備蓄」で70.4%(前年比+4.8pt)。次いで「防災グッズや非常持ち出し品の備え」48.3%(前年比+7.0pt)、「防災情報の収集(アプリやインターネット、テレビのニュースなど)」38.9%(前年比+9.8pt)でした。
2026年5月29日から運用が始まった「新たな防災気象情報」については、内容まで詳しく知っている人は12.8%。それに対し、今回のアンケートで存在を初めて知ったという人は24.0%でした。

Q13 お住まいの地域のハザードマップ(災害予測地図・防災マップ)を確認したことはありますか?

Q15 自宅の周辺の行政が指定した避難場所を把握していますか?

Q16 自宅の周辺の行政が弑した避難場所への経路を把握していますか?
8割以上がハザードマップ確認も理解度は36.2%
各警戒レベルでとるべき行動を正しく把握している人の割合は、警戒レベル1は55.0%、警戒レベル2は44.3%、警戒レベル3は62.0%、警戒レベル4は56.7%、警戒レベル5は63.0%でした。
自分が住んでいる地域のハザードマップを確認したことがある人の割合は83.1%で、前年から3ポイントダウン。確認したことがある人のうち、「内容を理解している」は36.2%だったのに対し、「内容はよく覚えていない」が63.8%に上りました。また、行政が指定した自宅周辺の避難場所の場所を把握している人は75.4%でしたが、避難場所への経路を把握している人は53.6%にとどまりました。

Q26 現在あなたの家には「最低3日分~1週間分×人数分の食品の家庭備蓄」があると思いますか?

Q27 現在あなたの家には「最低3日分~1週間分×人数分の家庭備蓄」があると思いますか?

Q30 災害が発生した際のご家族との連絡方法や集合場所について、事前に話し合っていますか?
十分な食品・水の家庭備蓄がない人が半数超
ふだんから災害時を意識して自宅に食品を常備している人は74.6%に上りましたが、災害時の備えとして望ましいとされる「最低3日分〜1週間分×人数分」の食品の家庭備蓄がある人は42.7%にとどまりました。飲料用・調理用の水についてはさらにその割合が少なく、望ましいとされる「最低3日分〜1週間分×人数分」の水の家庭備蓄が自宅にあるという人は35.8%でした。
災害発生時の家族との連絡方法や集合場所について、話し合ったことがある人は65.0%で、昨年より13.1ポイントダウン。また、離れて暮らす家族の防災対策をしている人はわずか15.4%でした。コメントでは、「離れて暮らす母と定期的に連絡をとり、情報共有や声かけをしています。」(20代・パー子)や、「家族に防災セットを贈った。同じセットを持っているので、自分の分の非常食の賞味期限が切れるタイミングで同じものを送りました。」(30代・いおりん)などの対策がみられました。
2026年6月に実施した今回の調査では、多くの人が自然災害への備えが重要だと感じている一方で、ハザードマップや避難場所・経路の確認や、食品と水の家庭備蓄など、災害対策が十分でない現状が明らかになりました。
【アンケート概要】
●調査対象:オレンジページメンバーズ・国内在住の20歳以上の女性(有効回答数857人)
●調査方法:インターネット調査
●調査期間:2026年6月5日~6月14日
●「ほぼ1000人にききました」について
読者モニター「オレンジページメンバーズ」には、さまざまなくらし情報・くらし体験によってはぐくまれた生活感度の高い読者が数多く所属しています。そんなメンバーたちの声を集めて、「くらしのリアル」な数字、リアルな声を集めたのが「ほぼ1000人にききました」企画です。WEB上でのアンケート調査、座談会など、ご相談に応じて展開いたします。
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