双日テックイノベーション株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長CEO:金武 達彦、略称:STech I[エス・テック・アイ]、以下 STech I)は、ASKUL LOGIST株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役社長:牛島 勇司、以下 ASKUL LOGIST)に対し、エネルギーマネジメントシステム「EVオートチャージ」を提供し、2026年6月より本格運用を開始したことをお知らせいたします。
ASKUL LOGISTは、アスクルグループが掲げるEV100達成方針に基づき、2030年までに配送車両を100%電気自動車(EV)へ転換する計画を推進しています。
今回の取り組みでは、25台のEV充電器により、複数メーカー・モデルの商用EVを効率的に運用できる環境を構築しました。

商用EVフリートの充電最適化を実現する「EVオートチャージ」(イメージ)
■背景と課題
物流・配送業界では、脱炭素化への対応を背景に商用EVの導入が進んでいます。
一方で、車両台数増加に伴い、夜間の同時充電による電力ピークの上昇や、契約電力の増加、翌日の運行に必要な充電量の確保などが課題となっています。
また、EV導入時の初期投資を抑制するためには、充電器の設置台数を最適化しながら効率的な運用を実現することが求められています。
ASKUL LOGISTでは、配送車両のEV化を進める中で、複数メーカーの車両を対象とした充電管理と、限られた設備による効率的な運用体制の構築が課題となっていました。
加えて、翌日の運行に必要な充電量を確実に確保するためには、車両ごとのSOC(State of Charge:電池残量)に応じた充電制御が重要となります。
こうした背景から、ASKUL LOGISTが目指す「最小限の充電器でEV充電最適化」を実現する仕組みとして、「挿すだけ、賢く充電。」をコンセプトに、SOC連動型の充電制御を行うSTech Iの「EVオートチャージ」が採用されました。
■「EVオートチャージ」について
「EVオートチャージ」は、複数車両のSOCをクラウド上で取得・解析し、夜間などの待機時間を活用して必要な充電量を自動制御するクラウド型エネルギーマネジメントサービスです。
【主な機能】
● 拠点消費電力のモニタリングに基づくEV充電時のピークカット/ピークシフト
● SOCに応じた優先順位制御による自動充電
● 充電器コネクター接続のみで車両を識別する自動ペアリング機能
● CO2削減量や充電実績を可視化するダッシュボード/レポート機能
● 充電忘れ・操作異常の検知、盗電防止機能
本システムの利用にあたっては、データ通信機能付きの普通充電器および専用コントローラーを施設に設置します(※1)。また、小型の通信機能付き車載器をEVに搭載し、クラウドサーバーと連携することでSOCデータを活用します(※2)。コントローラーはインターネット経由でクラウドと接続し、データ連携および充電制御を行います。

EVオートチャージによる充電最適化の仕組み
(※1)コントローラーが不要なシステム構成にも対応しています。
(※2)車載器を使用しないサービスメニューも提供しています。
導入に際しては、必要な充電器台数の算定から充電器選定、施工、補助金申請、リース提案までをワンストップで支援します。また、拠点条件に合わせた負荷設計や導線計画を含め、円滑な導入をサポートします。
■今後の展望
STech Iは今後も「EVオートチャージ」の提供を通じて、物流・配送事業者をはじめとする企業のEV導入とエネルギーマネジメントの高度化を支援してまいります。
また、商用EVフリートの拡大に伴う充電インフラ運用の課題解決に取り組み、脱炭素社会の実現と持続可能な物流インフラの構築に貢献してまいります。
■関連情報
「EVオートチャージ」について
https://www.sojitz-ti.com/ja/products/ev.html
■双日テックイノベーションについて
社名 : 双日テックイノベーション株式会社
所在地 : 東京都千代田区二番町3-5麹町三葉ビル(受付6F)
設立 : 1969年2月24日
URL : https://www.sojitz-ti.com/
事業内容: 国内外の最新ソリューションによるネットワーク・ITインフラ構築、
システム開発、運用・保守などのサービス提供、
およびデジタルトランスフォーメーション支援。
■お知らせ
2024年7月1日より、当社の商号が「日商エレクトロニクス株式会社」から「双日テックイノベーション株式会社」に変更となりました。また、10月1日には、理念体系を策定、新たに略称STech I(エス・テック・アイ)のブランドシンボルを以下の通り発表いたしました。Vision(ありたい姿)に掲げた「ITで未来を切り拓く先駆者」を目指して、お客さまの歩む先の道を照らして次の未来をつくることで、ビジネスに貢献するイノベーションに挑戦しつづけます。

STech I ブランドシンボル
*記載されている会社名、製品名は、各社の商標、もしくは登録商標です。
*記載の商品名、価格および担当部署、担当者、WebサイトのURLなどは、本リリース発表時点のものです。
