「先進パルスレーザーによる機能創成と産業応用研究会」(代表:公益財団法人名古屋産業科学研究所 佐野雄二研究員)は、公益財団法人科学技術交流財団の支援のもと、令和8年7月に発足いたします。
本研究会では、愛知県発の独自技術である「小型・可搬型レーザー技術」を核として、モノづくり産業に加え、医療、農業、環境・エネルギー、サーキュラーエコノミーなど幅広い分野への応用可能性を探索します。また、企業、大学、研究機関の異分野連携を通じて、新たな用途開発を推進し、社会実装につなげることを目的としています。
レーザー技術の新たな活用方法を共に創出し、次世代産業の形成に挑戦する企業、大学・研究機関の皆様のご参加を広く募集いたします。

「知の拠点あいち」研究室内に設置した小型・可搬型レーザー装置
■ 小型・可搬パルスレーザーの特徴
高出力レーザーで金属表面に衝撃波を発生させ、残留圧縮応力を導入することで材料の強度や耐久性を向上させるレーザーピーニングなどの高度なレーザー技術は、これまで大型設備を有する限られた事業者や研究機関でのみ利用されてきました。しかし、愛知県発のマイクロチップレーザー技術は、小型・軽量でありながら高いピーク出力を有しており、従来のレーザー利用の制約を大きく変える可能性を秘めています。
ロボットアームへの搭載やAIによるプロセス最適化(Physical AI)と組み合わせることで、製造現場における加工・保守のみならず、バイオ、農業、環境・エネルギー分野など、これまでレーザーの活用が十分に検討されてこなかった領域への展開も期待されます。
■ 「多分野展開と事業化」を加速させるための研究会
このような状況を踏まえ、本研究会では、企業や大学・研究機関が有する課題やアイデアを持ち寄り、先進パルスレーザー技術との融合による新たな価値創出の可能性を探索します。研究会メンバーには、「知の拠点あいち」研究室に設置しているデモ機を無償で活用いただき、アイデアの初期検証や試作評価、用途開発を進めることで、NEDO、AMEDをはじめとする大型外部資金への提案や、スタートアップ創出を含む社会実装への発展を目指します。
自社課題の解決や新規事業創出を模索する企業はもちろん、材料評価、AI・ロボティクス、バイオ、医療、農業、環境・エネルギーなどの専門知見を有し、新たな応用領域の開拓に挑戦したい大学・研究機関の研究者の積極的なご参画を歓迎いたします。

研究会イメージ
■ 詳細・お申し込み方法
入会をご希望の方、または本研究会にご関心をお持ちの企業・研究者の皆様は、下記の公益財団法人科学技術交流財団ウェブサイトよりお問い合わせください。同ページ内の「先進パルスレーザーによる機能創成と産業応用研究会」の「メンバー募集中」をクリックしていただくと、参加申込フォームが開きます。
自社の課題や研究テーマの事前相談も歓迎いたします。
令和8年度研究会の採択テーマが決まりました。 : https://www.astf.or.jp/post/ken-topic15
■ 本プレス配信に関するお問い合わせ
公益財団法人 名古屋産業科学研究所 中部TLO
担当:藤川
Email:fujikawa@nisri.jp
