提供:ソーシャルワイヤー株式会社

ルミネシンガポールで開催された「Recrafted Saitama」は、埼玉県の伝統工芸が約3週間で5万人もの来店者を魅了した成功事例です。現地市場を熟知したルミネの戦略と職人の情熱が融合し、いかにして日本の地方の魅力が海外で花開いたのか、その舞台裏と注目のブランドを解説します。

5万人が熱狂!シンガポールで花開いた埼玉の伝統と革新「Recrafted Saitama」の舞台裏

異国の地で、日本の伝統工芸が熱狂的に迎えられる――そんな夢のような話が、シンガポールの中心で現実となりました。今回注目したのは、ルミネシンガポールで期間限定で開催され、約5万人もの来店者を記録した特別POP-UPイベント「Recrafted Saitama」です。

埼玉県の職人たちが手がけた「クラフトマンシップ」が、いかにしてシンガポールのお客さまの心を掴んだのか。その成功の舞台裏と、現地で特に人気を集めた魅力的なブランドたちを深掘りしてご紹介します。

日本と世界を結ぶ新たな架け橋:ルミネシンガポール「Recrafted Saitama」の成功

2024年に開業したグローバル旗艦店、ルミネシンガポールでは、日本ならではの素晴らしいものたちを世界に発信する取り組みが積極的に行われています。今回の「Recrafted Saitama」は、埼玉県が海外販路拡大を目指す中小企業を支援する「シンガポールテストマーケティング支援事業」の会場として選ばれました。

イベントの概要は以下の通りです。

  • 場所: ルミネシンガポール
  • 期間: 2026年1月1日(木)~1月22日(木)
  • 期間来店者数: 約50,000人(ルミネシンガポール全体来店客数合計)
  • 参加事業者数: 8社(全事業者シンガポール初進出)

Recrafted Saitama イベントポスター

わずか3週間ほどの期間で5万人もの人々が訪れたのは、驚くべき数字です。

成功の秘訣は「現地視点」での徹底したマーケットイン戦略

なぜこれほどまでに支持されたのでしょうか。その鍵は、ルミネシンガポールが持つ「現地市場を熟知した視点」にありました。

ルミネの駐在員や現地スタッフは、参加事業者と密に連携し、これまでの売上データやトレンドを分析しました。そして、シンガポールのお客さまの好みや、旧正月前の特別な購買意欲にマッチする商品を厳選したそうです。さらに、店頭ディスプレイも現地の文化や感性に合うように工夫され、埼玉県のクラフトマンシップが持つ魅力を最大限に引き出す売場が作られました。

店内ディスプレイの様子

日本の「良いもの」をただ持ち込むだけでなく、現地のニーズに合わせてどう見せるか。この戦略が、成功の大きな要因だったと言えるでしょう。

幻の限定商品も登場!「午の人形」が2週目で完売

イベントでは、シンガポール限定の特別な商品も登場しました。埼玉県の岩槻市にある「有限会社新井人形店」が、2026年の干支である「午」にちなんで製作した人形です。約12,000円で2色計5点のみの限定販売でしたが、なんと2週目には完売したとのことです。

新井人形店の招き猫と午の置物

干支の置物といえば、日本では新年の縁起物として親しまれていますが、シンガポールでも日本の伝統的な縁起物がこれほど人気を博すとは驚きです。限定品の希少価値と、手作りの温かさが相まって、多くの人の心を掴んだと考えられます。

事業者と顧客が直接繋がる「スペシャルイベント」

イベント期間中には、埼玉県の各事業者が現地へ渡航し、ルミネシンガポールの店頭で直接接客を行うスペシャルイベントも開催されました。

イベント会場での集合写真

店内での買い物客の様子

事業者の方々にとっては、シンガポールのマーケットの雰囲気や、お客さまの購買行動を肌で感じる貴重な機会となりました。そしてお客さまにとっても、商品の背景にあるストーリーや作り手の想いを直接聞けるのは、またとない体験になったはずです。


シンガポールを魅了した注目の4ブランドを深掘り!

今回のイベントで特に好評だったブランドの中から、4つをピックアップしてご紹介します。

1. 帯に新たな命を吹き込む「小梅や」の帯バッグ

シンガポール初出店

使われなくなった日本の美しい帯が、現代のライフスタイルに溶け込む素敵なバッグやベルトに生まれ変わる「小梅や」。着物の似合う街・川越を拠点に、地域の高い技術を持つお針子さんたちが、伝統文化の継承に貢献しています。

小梅屋の和風バッグとポーチ

シンガポールのお客さまからは、その縁起の良い華やかな柄が「普段使いだけでなく、旧正月のドレスアップにもぴったり!」と大好評でした。日本の「もったいない」精神と、美しいデザインが融合したサステナブルなアイテムは、世界共通の価値として受け入れられています。

2. 100余年の技が息づく「喜之助紺屋」の藍染めアパレル

シンガポール初出店

1914年創業という長い歴史を持つ「喜之助紺屋」は、「天然発酵建て・先染め」という伝統的な手法を守り、天然の生きた藍を使い糸から染め上げています。このこだわりが、丈夫で長持ちし、肌に優しい藍染めを生み出しています。

喜之助紺屋の藍染めTシャツとパンツ

特に刺し子素材のドレスやワンピースは、その珍しい生地感と抜群の着心地で人気を集めました。天然藍ならではの「経年変化を楽しめる」という点も、長く良いものを愛用したいという現代の価値観と響き合ったと考えられます。

3. レトロモダンな魅力「Atelier RIKA」の着物リメイクアパレル

シンガポール初出店

大正から昭和にかけて流行した平織の絹織物「銘仙(めいせん)」。そのレトロでモダンな色柄を活かし、着物を解いてスカートに仕立て直しているのが「Atelier RIKA」です。すべて一点もので、裏地付きのフリーサイズというのも嬉しいポイントです。

Atelier RIKAの赤いスカートを履いた女性

「ユニークな色柄なのに、トラディショナルになり過ぎず、カジュアルなトップスにも合わせやすい!」と、幅広い年代の女性に大人気だったそうです。日本の伝統的な素材が、現代のファッションアイテムとして素敵に生まれ変わっています。

4. 動き出す芸術品「iquta」のプリーツアパレル・雑貨

シンガポール初出店

1976年創業の株式会社生田プリーツが手がける自社ブランド「iquta」。有名デザイナーブランドの生産も担うほどの高いプリーツ加工技術が強みです。「プリーツとミシンで世界を豊かに」という理念のもと、革新的な商品開発に挑戦し続けています。

iqutaのプリーツスカートを着用した女性たち

動くたびに表情を変えるプリーツスカートは、おしゃれ感度の高い女性たちの間で大注目されました。さらに、その高い技術に裏打ちされた「お手入れの簡単さ」も購入の大きな後押しになったとのことです。見た目の美しさだけでなく、実用性も兼ね備えている点が、忙しい現代女性に響いたと考えられます。

ルミネが描く未来:グローバル&サステナブル

今回の「Recrafted Saitama」の成功は、ルミネが掲げる長期ビジョン「グローバル&サステナブル」を象徴するものです。日本ならではのファッション文化や「良いもの」を独自の視点でキュレーションし、ルミネシンガポールを拠点に世界に発信していく。これは、単なるビジネスだけでなく、日本の文化と技術を次世代へと繋ぎ、異文化間の交流を深めるという大きな意義を持っています。

今後もルミネシンガポールは、シンガポールだけでなく東南アジア全域のお客さまに新たなライフバリューを提供し、ファッション、アート、カルチャー、食、ライフスタイル全般と融合した、世界に向けた価値を創造していくとのことです。

日本の素晴らしい職人技や伝統が、海を越えて多くの人々に喜びと感動を与える光景は、私たち日本人にとっても誇らしいものです。


LUMINE SINGAPORE 公式情報

今回ご紹介したような素敵なイベントが、今後もルミネシンガポールで開催されるかもしれません。最新情報は、ぜひ公式サイトやSNSでご確認ください。

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