パイオニアは、トヨタ自動車が推進する未来型モビリティ「e-Palette」に搭載される革新的なサウンドシステム「Communication Palette」を提供すると発表しました。これにより、移動時間が単なる移動手段から、高品質な音響で彩られるエンターテイメント空間へと進化します。特に、利用シーンに合わせた2つの音質モードが、移動体験を劇的に変えることが期待されます。

トヨタの未来型モビリティ「e-Palette」とは

トヨタ自動車が提唱する「e-Palette」は、未来のモビリティサービスを担うバッテリーEV(電気自動車)です。シンプルで洗練されたデザインが特徴で、無人での自動運転も想定されています。単なる移動手段に留まらず、動く部屋、動く店舗、動くオフィスのように、様々なサービス展開を可能にすることを目指しています。

e-Paletteのイメージ

パイオニアによる革新的なサウンドシステム「Communication Palette」

長年車載音響技術を培ってきたパイオニアは、「e-Palette」の移動時間をさらに豊かで魅力的な体験にするべく、「Communication Palette」プロジェクトに参画しました。本プロジェクトでは、パイオニアが「e-Palette」での移動時間を演出するサウンドシステムをトータルでプロデュースしています。単に高音質なだけでなく、「どんな状況で、どんな音体験を提供したいか」という利用シーンを深く掘り下げて設計されています。

2つの音質モードが実現する新たな移動体験

パイオニアのスペシャルサウンドシステムには、利用シーンに応じて切り替え可能な2つのユニークな音質モードが搭載されています。

1. インタビューモード

遠隔地にいる相手が、まるで目の前で話しているかのような感覚を提供するモードです。遠隔地との会話やオンライン会議、バーチャルツアーなどに活用されます。自然でクリアな音声再生に特化しており、映像と音が完璧に同期することで、物理的な距離を感じさせない没入感のある会話体験を実現します。

2. イマーシブモード

移動空間そのものをエンターテイメント空間へと変貌させるモードです。映像コンテンツの視聴や音楽鑑賞に適しており、迫力ある低音と立体的なサウンドで、まるでその場にいるかのような空気感や没入感をリアルに体感できます。

Communication Paletteの車内

最適な音響設計とチューニング

パイオニアは、長年の車載音響に関するノウハウを投入し、最適なシステムレイアウトと音響チューニングを実施しました。これにより、車内のすべての座席で、音質モードの効果を最高の状態で体感できるように設計されています。

専用スピーカー

「Communication Palette」の活用事例と今後の展望

このサウンドシステムを搭載した「Communication Palette」は、まずスポーツ観戦に訪れるお客様向けのサービスで導入が開始されます。試合会場からの帰り道にe-Paletteに乗車し、車内で試合のハイライト映像を「イマーシブモード」で視聴することで、興奮と感動の余韻に浸ることが可能となります。今後は、移動オフィス、移動カフェ、医療サービスなど、様々なユースケースでの活用が計画されています。

公式サイト

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