伝統工芸のイメージを変える体験型展示会「CRAFT DESIGN MEETS KYUSYU-暮らしを彩る伝統工芸-」が、2026年2月17日から23日まで福岡で開催されます。九州7県の伝統工芸と現代クリエイターがコラボレーションし、現代の暮らしに溶け込む新しい工芸品を提案します。展示品の購入やワークショップへの参加も可能で、伝統工芸をより身近に感じられる機会となります。
伝統工芸の新たな価値提案
今回のイベントを主催する「Bank of Craft」プロジェクトは、伝統工芸を「高価で特別な存在」から「現代の暮らしに取り入れやすい存在」へと転換することを目指しています。経済産業省の資料によると、日本の伝統工芸の生産額はこの20年ほどで3分の1に減少しており、後継者不足も深刻な問題となっています。このような状況に対し、伝統の技や美しさを現代のライフスタイルに合う形で再構築し、より気軽に日常に取り入れられる工芸品を提案することが本イベントの狙いです。

九州7県の伝統工芸とクリエイターの共創
本イベントは2024年11月に開催され好評を博した展示会の第2弾として、初めて対象を九州7県すべてに拡大し、規模を拡大して開催されます。織物や陶磁器、竹工芸、照明など、各県を代表する工芸品が、デザイナーやアーティストといった若手クリエイターとタッグを組み、新たな魅力を持った作品として生まれ変わります。
会場ではリビングやダイニング、寝室といった実際の暮らしを想定した空間が再現されます。これにより、来場者は展示されている作品を自身の生活にどう取り入れるかを具体的にイメージしながら見て回ることが可能です。展示作品は日常使いしやすい価格帯で購入できるほか、第一弾で好評だった共創作品のデザインをボトルラベルにしたお酒の販売、伝統工芸を体験できるワークショップも多数実施される予定です。
今回の参加事業者の中には、400年の歴史を持つ宮崎県・小松原焼の15代目(71歳)の方も含まれています。後継者問題に直面し、伝統の継承に強い危機感を抱く作り手の想いも、本イベントを通じて伝えられます。
イベント開催概要
伝統工芸の新しい可能性に触れられるこの機会に、ぜひご来場ください。
- イベント名: CRAFT DESIGN MEETS KYUSYU-暮らしを彩る伝統工芸-
- 開催期間: 2026年2月17日(火)~2月23日(月・祝)
- 開催場所: ワン・フクオカ・ビルディング (福岡市中央区天神一丁目11番1号)
- 入場料: 無料
- 公式サイト: https://bank-of-craft.jp/
- 公式Instagram: https://www.instagram.com/bank_of_craft
参加する伝統工芸事業者やクリエイターなどの詳細は、後日公式サイトなどで発表される予定です。
