愛知県名古屋市に、株式会社アップルが引越しサービスの新拠点「シャチホコベース」をオープンしました。これは同社にとって国内23拠点目となる営業所です。従来の引越し業界の慣習にとらわれず、従業員の直感的なアイデアと地域愛から生まれたユニークなネーミングが特徴です。
新拠点「シャチホコベース」の特長
1.直感と遊び心が光るネーミング
「シャチホコベース」という名称は、従業員の「名古屋といえば、やっぱりシャチホコでしょ!」という地元愛と直感的なイメージから誕生しました。従来の「地域名+支店」という命名から脱却し、遊び心と変化を持たせたこの名称は、採用現場で驚くべき効果を発揮しています。
求人媒体でこのユニークな店名を掲げたところ、通常の名称での募集時と比較して応募率が向上しました。求職者は「面白そうな職場」「スタッフの意見を大切にする会社」というポジティブなイメージを受け取ったと考えられます。「支店」ではなく「ベース(基地)」と呼ぶことで、スタッフが一致団結してサービスを提供する「基地」としての役割を強調し、チームワークの向上にも寄与しています。
2.地域に根差す「コンビニ跡地」の賢い活用術
「シャチホコベース」は、アップル引越センターにとって初のコンビニエンスストア跡地への出店です。地域に親しまれたセブン-イレブンの空き店舗をリノベーションして開設されました。

コンビニ跡地ならではの広い駐車場と出入りのしやすさは、大型の引越し車両の運用に最適であり、ドライバーのスムーズな業務遂行に貢献します。また、長年地域に親しまれてきた場所を再活用することで、新しい拠点も自然と地域に溶け込み、引越しを検討している方々にも安心感を提供しています。
アップル引越センターの企業哲学とIT戦略
今回の「シャチホコベース」の開設は、アップル引越センターが掲げる「人」と「IT」を軸とした成長戦略の一端を示しています。
1.創業ストーリーと「人」を大切にする経営
株式会社アップルは、14歳から引越しのアルバイトを始めた代表の文字放想氏が21歳の時に設立した企業です。創業19年で延べ50万件超の引越しを手がけ、直近では年間6万件を超える実績を誇る中堅の引越し専業社へと成長しました。「人」こそが成長の鍵と捉え、顧客ロイヤルティを測るNPS(Net Promoter Score)経営を実践し、顧客満足度(CS)と従業員満足度(ES)の両方を高い水準で維持しています。従業員のアイデアが「シャチホコベース」の命名に繋がったのも、この企業哲学があるためです。
2.業界をリードする「引越しTech」
アップル引越センターは、「引越し×ITで未来を創る」べく、業界のDX(デジタルトランスフォーメーション)を積極的に推進しています。業界初となる「24時間365日予約可能のWEB予約完結システム」や、経営効率化を図る「オリジナル引越しERP(Enterprise Resource Planning)」を開発しました。これにより、顧客はいつでも気軽に引越しの手配ができ、企業側も効率的な運営が可能になっています。5人に2人がリピーターという実績は、ITを駆使しつつも「人」による質の高いサービスが提供されている証です。
新店舗概要と問い合わせ先
アップル引越センターは「シャチホコベース」の開設により、全国で22箇所に拠点を展開しています。労働人口が減少する現代において、多様な人材の採用と高品質なサービスを提供できるプロフェッショナルの育成に注力する同社の戦略は、今後ますます重要になると考えられます。
新店舗概要
- 店舗名: アップル引越センター シャチホコベース
- 所在地: 〒457-0038 愛知県名古屋市南区桜本町68
