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奈良県天理市に「e.f.t. College of Arts – アトリエe.f.t.」が2027年4月に開学を目指しています。この新しい学校は、全国で35万人に上る不登校の子どもたちに対し、「つくるを通していきるを学ぶ」という独自の教育モデルを提供します。天理市との連携により、地域全体で子どもたちの「いきる」力を育む場を創造し、現在、開校資金として企業版ふるさと納税を通じた支援を募集しています。

「e.f.t. College of Arts」の概要と教育理念

文部科学省の調査によると、全国で35万人もの子どもたちが不登校の状態にあり、日本の教育課題として深刻化しています。この状況に対し、奈良県天理市で「e.f.t. College of Arts – アトリエe.f.t.」が新たな教育の道を切り拓くプロジェクトを始動します。この学校は、単なる知識の習得に留まらず、子どもたちが主体的に学び、大人も共に価値観を更新する「仕組み」をデザインする場所として位置づけられています。長年の教育実践と社会変革の実績を持つ「アトリエe.f.t.」が「教育先進地」である天理市と連携することで、新たな学びの場が生まれると期待されています。

学校のイラスト。子供たちが主体的に学び、大人が価値観をアップデートするための新しい学校のイメージを描いています。学校内には、教室、遊び場、野菜市のようなスペースが描かれています。

2027年4月の開学を目指す「e.f.t. College of Arts」は、代表理事の吉田田タカシ氏が27年前に開校したアートスクール「アトリエe.f.t.」の集大成です。

「つくるを通していきるを学ぶ」 をコンセプトに掲げ、人生や社会、幸せの価値観を自らの手で「つくる」ことを目指します。アトリエe.f.t.は、これまでに以下のプロジェクトを通じてこのコンセプトを具現化してきました。

  • まほうのだがしや チロル堂:2022年度グッドデザイン大賞(内閣総理大臣賞)を受賞し、子どもの貧困問題解決に貢献する仕組みを構築しました。
  • トーキョーコーヒー:全国に約400拠点を展開し、大人の価値観と行動を変える対話の場としてグッドデザイン賞を受賞しています。

これらの活動は、アート教育の枠を超え、教育、福祉、地域をクリエイティブの力で結びつけ、社会全体をアップデートする「仕組みのデザイン」を実践してきました。この学校では、「倫理的で持続可能な価値観を持ち、自分の道を自分で切り開ける“アーティスト”」を育成することを目指しています。ここでいう「アーティスト」とは、絵を描く人だけでなく、複雑な社会を生き抜き、自らの創造性で未来を「つくりだす」ことのできる人材を指しています。

公園でピクニックを楽しむ人々の様子を捉えた写真。新緑の木々に囲まれ、芝生の上でリラックスした時間を過ごしている。背景には現代的な建物も見える。

「いきる力」を育むための具体的な活動は、以下の4つの軸で展開されます。

  • 〔居場所〕Care:大人が楽しみながらつくる、安心できる居場所を提供します。
  • 〔つくる〕Arts:「つくるを通していきるを学ぶ」という理念に基づき、アートとデザインを教材に生きる力を育みます。
  • 〔共同体〕Community:地域の大人の価値観と行動をアップデートする仕組みをデザインします。
  • 〔活動拠点〕Base:全ての活動の基盤となる、「つくる」ための豊かなフィールドを整備します。

天理市との連携による「こどもまんなか」教育の推進

この挑戦の舞台となる奈良県天理市は、「ひとりひとりの『しなやかさ』を育む『共育』へ」という教育大綱を策定し、日本の教育変革に意欲的に取り組んでいます。特に、「ほっとステーション」という独自の取り組みは注目されています。心理士や弁護士といった専門家が学校と連携し、教育と福祉を一体で支援するこの仕組みは、子どもや子育て家庭の不安を早期に解消するだけでなく、教職員の離職・休職の減少にも繋がり、文部科学省とこども家庭庁のモデル事業にも採択されています。

「ほっとステーション 子育て応援・相談センター」と書かれた青い看板の前で記念写真に写る人々。人々は笑顔でカメラを見ています。

天理市は「こどもまんなか」の教育を徹底的に追求しており、その理念をさらに推進するため、2025年9月には「アトリエe.f.t.」と包括連携協定を締結しました。この協定に基づき、長年地域活動の拠点として親しまれてきた「天理市御経野児童館」をリノベーションし、「e.f.t. College of Arts」の新たな活動拠点とする計画が進められています。

4人の人物が写真に写っています。右から2人目の男性が書類を持っており、他の3人がその周りに立っています。背景には「天理市とアトリエe.f.t. の摂的支援に包括連携協定締結式」と書かれた看板があります。

開校に必要な資金と企業版ふるさと納税について

「e.f.t. College of Arts」の開校には、校舎改修、グランドの森への改修、教具備品、運転資金など、総計2億7000万円の資金が必要とされています。

学校の開校に必要な資金の内訳を示した図。校舎改修、グランド改修、外構整備、駐車場整備、備品購入、準備資金、運転資金など、詳細な費用が記載されている。

現在、この資金を調達するため、企業版ふるさと納税を通じた支援が募集されています。企業版ふるさと納税は、国が認定した地方公共団体の地方創生プロジェクトへの企業寄付に対し、税制上の優遇措置が適用される仕組みです。寄付額の最大約9割が軽減され、企業の実質的な負担は約1割で済むという大きなメリットがあります。例えば、100万円を寄付した場合、企業の実質的な負担は10万円程度となります。

企業版ふるさと納税の寄付・申請期限は2026年1月31日(水)までです。なお、個人版ふるさと納税(ガバメントクラウドファンディング)は既に目標を達成し、現在はNEXTゴールに挑戦中であり、このプロジェクトへの社会からの高い期待が伺えます。

天理市の企業版ふるさと納税に関するポスター。教育、福祉、地域をつなぐ拠点を作るための寄付を募っている。e.f.t. College of Artsの設立も支援している。

プロジェクト参画メンバー

このプロジェクトは、多岐にわたる分野で活躍する強力なメンバーによって支えられています。

  • 吉田田タカシ氏(一般社団法人みちをつくる 代表理事)
    「アトリエe.f.t.」「チロル堂」「トーキョーコーヒー」など、教育・福祉・地域を横断する革新的なプロジェクトを手掛けてきたクリエイターです。
    手書きの文字で「DADA!」と書かれたイラスト。その他にも日本語の文字が書かれています。
  • 坂本大祐氏
    奈良県東吉野村を拠点に地域活性化に取り組む「合同会社オフィスキャンプ」を設立し、地域の「耕し方」を知るキーパーソンです。
    川のそばに立っている男性の画像です。彼は青いセーターとジーンズを着て、キャップをかぶっています。彼はカメラを見ています。背景には川と岩があります。
  • 今村久美氏
    NPOカタリバを設立し、不登校支援やメタバースを活用した教育支援など、多様な教育活動を展開。文部科学省中央教育審議会委員も務める教育改革の第一人者です。
    笑顔の女性のポートレート。彼女は青い柄のブラウスを着ており、カメラに向かって微笑んでいます。背景には緑の植物とモダンなインテリアが見えます。
  • 井上岳一氏
    株式会社日本総合研究所エクスパート。「山水郷ディレクター」として、持続可能な地域社会のデザインをテーマに研究・実践しています。
    男性が写っている写真。背景には「山水郷 地域の耕し方」と書かれた看板がある。
  • 中川淳氏
    「日本の工芸を元気にする!」を掲げ、中川政七商店を大きく成長させた経営者です。
    白いシャツを着たアジア人男性のポートレート。
  • 並河健氏(奈良県天理市長)
    外務省を経て現職。天理市の教育改革を牽引し、「ほっとステーション」のような先進的な取り組みを推進しています。
    笑顔の男性のポートレート。彼はグレーのスーツと白いシャツ、ネクタイを着ています。背景はぼやけています。

支援方法と問い合わせ先

「e.f.t. College of Arts」は、日本の教育が抱える課題に対し、新たな解決策を提示する挑戦です。子どもたちが自らの「いきる」道を主体的に「つくる」力を育み、大人も共に学び成長する場は、未来の社会にとって重要な存在となるでしょう。

本プロジェクトへの支援にご関心のある企業は、ぜひ企業版ふるさと納税をご検討ください。この挑戦は、日本の公教育をアップデートし、子どもたちが未来を「つくる」ための羅針盤となると期待されています。

プロジェクトの最新情報や活動の様子は、以下のSNSで発信されています。

主催:一般社団法人 みちをつくる
所在地:天理市御経野町53番地
代表:吉田田タカシ
TEL:06-6764-6086
MAIL:youkoso@eft-art.jp

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