業務用厨房機器メーカーの中西製作所は、人気VTuberグループ「にじさんじ」との異色のコラボレーションを発表しました。でびでび・でびるさんが同社の厨房機器を取材した番組放送に加え、加賀美ハヤトさんらが出演する経営シミュレーションゲーム「給食マスター!」の生配信も決定。食の未来を支える最先端技術とエンターテインメントの融合を通じて、食産業の魅力を発信します。

にじさんじライバーによる厨房機器の紹介

先日放送された「にじさんじのB級バラエティ(仮)」の「厨房機器」回では、にじさんじ所属のでびでび・でびるさんが中西製作所の東京本社や群馬工場、展示会を潜入取材しました。番組では、プロの厨房の裏側や、そこで活躍する革新的な機器が紹介されています。

第105話 ワンオペ解消 にじさんじの B級バラエティ
(画像:にじさんじのB級バラエティ(仮)より)

3Dフードプリンタ

この機器は、アレルギー対応食や高齢者向けの介護食など、個別のニーズに合わせた食事を「印刷」することが可能です。調理の効率化だけでなく、食の多様性を尊重し、食体験の質を高める技術として注目されています。

SVロースター(過熱水蒸気機器)

過熱水蒸気を使用することで、食材の旨みを閉じ込めつつ、余分な脂を落とし、ヘルシーに仕上げる機器です。栄養価を損なわずに美味しく調理できるため、給食や病院食の現場での活用が期待されます。

茹麺計量盛付ロボット

大量の麺類を自動で茹で、正確に計量し、盛り付けるロボットです。人手不足が課題となる現代において、常に均一な品質の料理を提供しながら、従業員の負担を大幅に軽減し、効率的な厨房運営に貢献します。

にじさんじの B級バラエティ B GRADE VARIETY OF NIJISANILIVO (KARI)
(画像:にじさんじのB級バラエティ(仮)より)

給食センター経営シミュレーションゲーム「給食マスター!」の配信

中西製作所は、同社が監修した給食センター経営シミュレーションゲーム「給食マスター!」のリリースを発表しました。

このゲームの生配信は、2025年12月5日(金)20時より、にじさんじの加賀美ハヤトさんのYouTubeチャンネルにて行われる予定です。加賀美ハヤトさんと早乙女ベリーさんがゲームをプレイし、給食センター運営の様子を紹介します。

キミが 新しい 給食 マスター! なんだね?
(画像:給食マスター!より)

本ゲームは、食材の発注から献立作成、調理、配送、コスト管理まで、給食センター経営の全過程を体験できる内容です。エンターテインメントを通じて、給食センター運営の面白さや難しさ、食の大切さを次世代に伝えることを目的としています。

中西製作所の企業概要と取り組み

今回の異業種コラボレーションやゲーム監修は、中西製作所が長年培ってきた企業哲学に基づいています。

NAKANISHI ロゴ
(画像:NAKANISHIロゴより)

1946年創業の中西製作所は、日本の食文化の発展と共に歩み、創業80周年を迎えます。特に学校給食分野では、その草創期から厨房機器の製造・販売、設計、施工、開設支援までをトータルでサポートしてきました。現在は病院、福祉施設、社員食堂、大手外食チェーンなど、多様な調理施設へと事業を拡大し、「安心・安全で効率的な調理環境づくり」を通じて食生活を支えています。

同社の「『いただきます』の未来をつくる。」という企業スローガンは、伝統を守りつつ、VTuberやゲームといった新しいアプローチで食産業の魅力を発信し、次世代を育むその姿勢を体現しています。

中西製作所の詳細については、以下の公式サイトおよびSNSをご確認ください。

食産業の新たな可能性

「にじさんじ」と中西製作所のコラボレーション、および「給食マスター!」のゲーム監修は、食という生活に不可欠なテーマを、より多くの人々、特に若い世代に楽しく、分かりやすく伝えるための取り組みです。

最新の厨房機器が厨房の効率化に貢献し、ゲームが食育の新たな機会を創出します。エンターテインメントと技術の融合が食産業にもたらすイノベーションに、今後も注目が集まります。

ぜひ、「にじさんじのB級バラエティ(仮)」のアーカイブを視聴し、2025年12月5日(金)20時からの加賀美ハヤトさんの生配信で「給食マスター!」の世界を体験してください。