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障害の有無を越えて、スポーツの楽しさと成長の機会を分かち合う場が、今年も東京・墨田区で開かれます。IT企業CACグループが主催する「第9回 CACカップ 学生ボッチャ交流戦」は、特別支援学校の生徒たちが主役。競技の枠を超えた交流と、誰もが参加できる体験会が用意されているこの大会は、単なるスポーツイベント以上の意味を持っています。私が注目したのは、IT企業ならではの工夫と、ボッチャという競技が持つ奥深い魅力です。

■「ボッチャ」とは?――誰もが挑戦できるスポーツ

まず、ボッチャという競技をご存じでしょうか。パラリンピック正式種目でもあるこのスポーツは、重度の障害がある方も含め、誰もが同じルールで楽しめるユニバーサルな球技です。ルールはシンプルで、白い目標球(ジャックボール)に自分のボールをいかに近づけるかを競います。カーリングやペタンクに似た戦略性があり、力よりも頭脳とチームワークが問われるのが特徴です。

■大会の概要――年々広がる輪

今回で9回目となるCACカップは、2025年9月20日(土)、ひがしんアリーナ(墨田区総合体育館)で開催されます。16校27チーム、約200名が参加予定と、回を重ねるごとに規模が拡大。開会式は9:30、競技開始は10:15、閉会式は15:55(予定)と、1日を通して熱戦が繰り広げられます。
私が心を動かされたのは、**「スポーツマンシップの習得」や「生涯スポーツへの意識向上」**といった、競技の勝敗以上の価値を大切にしている点です。CACグループの社員が自ら企画・運営を担い、参加者や関係者との交流を重視しているのも印象的です。

■観戦も体験も無料――“見る”から“一緒に楽しむ”へ

この大会のもう一つの魅力は、どなたでも無料で観覧できること。さらに、会場2階ではボッチャ体験会も同時開催されます。観戦だけでなく、実際にボールを投げてみることで、競技の奥深さや楽しさを肌で感じられるはずです。
「障害者スポーツは自分には関係ない」と思っている方こそ、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。きっと新しい発見があるはずです。

■IT企業ならではの支援――CACグループの取り組み

CACグループは、2016年から日本ボッチャ協会のパートナーとして普及活動を続けています。ITサービスをグローバルに展開する企業らしく、ITを活用した観戦環境の整備など、独自のアプローチで障害者スポーツを支えています。CSR(企業の社会的責任)活動の一環として、社会への感謝を形にしているのです。
詳しい活動内容は、CACグループのボッチャ支援ページでも紹介されています。

■CAC Holdings――ITで社会にポジティブなインパクトを

CAC Holdingsは1966年創業、50年以上にわたりITサービスを国内外で展開してきた老舗企業です。グループビジョン「CAC Vision 2030」では、AI技術を活用した新たなサービス創出にも注力。社会にポジティブなインパクトを与える企業グループを目指しています。会社概要や最新の取り組みは公式サイトでご覧いただけます。

■“共に楽しむ”から始まる未来

スポーツの力は、障害の有無や年齢、経験を超えて人と人をつなげます。CACカップは、まさにその象徴。私自身、ボッチャの試合を観戦したとき、選手たちの真剣なまなざしと、応援する人々の温かさに胸を打たれました。
9月20日、ひがしんアリーナで、あなたもその一員になってみませんか?
観戦も体験も無料。新しい一歩を踏み出すきっかけが、ここにあります。
【大会詳細】

  • 日時:2025年9月20日(土) 930開会式/1015競技開始/1555閉会式(予定)
  • 会場:ひがしんアリーナ(墨田区総合体育館)アクセス
  • 参加:16校27チーム・約200名
  • 観覧・体験会:無料、当日受付可

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