提供:ぷれにゅー
ノエビアグループの研究開発が「カミツレ」の花エキスおよび「メリッサ」の葉エキスが肌の慢性炎症を防ぐマイクロRNAを増加させ、炎症老化を防ぐことを発見したことを明らかにしました。
研究成果の概要
一部は「日本薬学会第145年会」で発表された研究成果によると、「カミツレ」の花エキスおよび「メリッサ」の葉エキスは、炎症関連因子の過剰な合成を防いで肌の加齢による慢性炎症を鎮めることが可能です。さらに、「メドウスイート」「イザヨイバラ」「マロニエ」を組み合わせることで、その効果が相乗的に高まることが明らかとなりました。
研究の詳細は公式サイト(https://www.noevir.co.jp/new/ir_info/pdf/per55/250826b.pdf)にて公開されています。
研究背景
ノエビアグループは、長年にわたり「肌本来の美しさを引き出す」ことを目指し、エイジングケアの研究に取り組んできました。これまで、紫外線などの外部刺激による急性炎症が肌老化の主な要因とされてきましたが、近年は加齢とともに炎症が慢性化し、「炎症老化」が注目され始めました。
この新たな研究では、炎症反応をコントロールする「炎症関連遺伝子」を制御するマイクロRNAに注目しました。
研究の進行と結果
ノエビアグループは、「カミツレ」や「メリッサ」などの植物が増加する炎症関連遺伝子を制御するマイクロRNAを同定し、さらにそれらのマイクロRNAが増加することで、炎症関連因子の過剰な合成を防ぎ、慢性炎症を鎮静することを発見しました。
さらに、「メドウスイート」「イザヨイバラ」「マロニエ」と組み合わせることで、つまり5つの植物を組み合わせることで炎症鎮静効果を相乗的に高めることが可能であることも発見しました。
今後の展望
この研究は、「カミツレ」や「メリッサ」などの植物が持つ炎症を鎮静する効果を最大限に引き出し、加齢に伴う肌トラブルの予防につながる新たな予防的エイジングケアの可能性を示しています。ノエビアグループは「自然を科学する」を理念に掲げ、これまで培ってきた独自の植物研究と最先端テクノロジーを活用して、化粧品がもたらす高い生活の質(QOL)を追求しています。
今後の基礎化粧品の開発にもこの研究結果が活用される予定です。ノエビアグループに関する詳細は公式ウェブサイト(https://www.noevir.co.jp/about/)でご覧いただけます。