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NIQ/GfK Japan(東京:中野区)より、全国のメガネチェーン店における視力矯正用メガネレンズとコンタクトレンズ販売店*1におけるカラーコンタクトレンズ*2の販売実績を元に、市場規模相当に拡大推計した販売速報をお届けします。
■メガネレンズ
2025年4‐6月のメガネレンズの販売は、金額前年比4.5%増と伸長した。レンズタイプ別では、単焦点レンズが3.3%増、累進屈折力レンズは6.1%増と両レンズタイプ共に堅調に推移した。
またメガネレンズの税抜き平均価格は、レンズ1枚当たり4,546円と前年同時期から10.5%増と大幅に上昇した。特に単焦点レンズの平均価格は13.0%の上昇となり、前の四半期に続き高い上昇率となった。
販売金額と平均価格が伸長した一方、枚数前年比は5.5%減となった。
特に単焦点レンズの数量前年比が8.8%減で、3四半期連続の減少となった。
■カラーコンタクトレンズ
2025年4‐6月のカラーコンタクトレンズの販売は、金額前年比5.4%増となった。店頭では前年から13.4%増となった一方、インターネットは8.2%減となった。前四半期に続き店頭が牽引、インターネットはマイナス幅が拡大する結果となった。
モダリティ別では主流のワンデーが金額前年比1.9%増と堅調に推移し、マンスリーは金額47.1%増と二桁成長が続いている。レンズタイプ別では乱視用タイプが前年同時期から金額で17.7%増となり、力強い成長を継続している。1枚当たりの税抜き平均価格は125円となり、前年から5.1%上がった。前四半期に続き店頭での価格上昇の影響が大きかった。
*1 コンタクトレンズ販売店:インターネット販売を含む、コンタクトレンズ専門店・眼鏡専門店・バラエティストアを集計対象としております。
*2 カラーコンタクトレンズ:サークルレンズ及びカラーレンズを指します。