6日午後、東大阪市出身のお笑いコンビ「霜降り明星」のせいやさんが「東大阪魅力PR大使」に就任した。せいやさんの母校である近畿大学東大阪キャンパス(同市小若江3丁目)の11月ホールロビーで就任記念セレモニーを開催した。東大阪市の野田義和市長から委嘱状を受け取ったせいやさんは、後輩の学生らを前に熱い地元愛を語り、持ち前の発信力を生かした地域魅力の発信を誓った。
市は、全国的に知名度が高く親しまれている同市ゆかりの著名人を通じ、観光資源や地域の見どころを広く発信する目的で同大使を委嘱している。せいやさんは2015年に近畿大学文芸学部を卒業し、2018年には「M-1グランプリ」で大会史上最年少優勝を達成した。
式典のトークでは、東大阪の象徴として生駒山の魅力を力説した。せいやさんは「東大阪の魅力は生駒山」と誇らしげに語り、「みんなで生駒山に登るイベントをやりたい」と具体的な企画構想を提案した。
会場となったホールロビーには、後輩にあたる学生ら250人が詰めかけた。野田市長とのトークや学生からの質疑応答では軽妙な掛け合いが繰り広げられ、館内に笑い声が響いた。式典終盤には近畿大学応援部のリーダー部とチアリーダー部、大学マスコット「KINDAI BIG BLUE」、東大阪市マスコットキャラクター「トライくん」が登場した。応援部による力強いエールが披露されると、会場全体から盛大な拍手が送られた。
式典終了後に行われた報道陣向けの囲み取材では、地元にまつわる思わぬ話題で場が沸く場面もあった。記者から実家の近くにある商業施設「イオン」が一時閉館する予定だと知らされると、せいやさんは目を丸くして驚きの声を上げた。突然飛び出した地元の身近なニュースに対し、驚きを隠せない表情を見せながらコメントし、会場の笑いを誘った。
同大使の就任は、演歌歌手の中村美律子さんやフリーアナウンサーの石井亮次さん、お笑い芸人の川西賢志郎さん、モデルのゆうちゃみさん、ゆい小池(ゆいちゃみ)さんに続き6人目となる。せいやさんは今後、市の広報媒体への登場や各種イベントへの参加を通じて、市の魅力発信に取り組む方針だ。





