関西最大級の規模を誇る「第38回なにわ淀川花火大会」が17日夜、大阪市の淀川河川敷で開催された。具体的な打ち上げ数は非公開ながら、午後7時から約60分間にわたり、音楽と連動した光の演出が展開した。メイン会場周辺は多くの見物客の熱気に包まれた。
昨年の大会は進行中に突然の雨に見舞われ、ずぶ濡れになりながら観覧する人の姿が目立った。今年は一転して穏やかな天候に恵まれ、午後7時、大きな号砲とともに色鮮やかな花火が夜空に打ち上がると、観客から大きな歓声が沸き起こった。最新のデジタル技術を活用し、アップテンポな音楽に合わせて次々と花火が打ち上げられ、光と音が一体となるパフォーマンスで、訪れた人々の視線を集めた。
会場には協賛観覧席が設けられ、数千円から数万円の各種チケットは事前に完売した。屋台には人だかりができ、来場者は飲食を楽しみながら開演を待つ様子もあり、涼しい秋風が吹き抜ける中、観客は夜空を見上げ、頭上に広がる大迫力の花火を堪能した。
同花火大会は地元ボランティアや協賛企業の支援により運営している。1989年に「平成淀川花火大会」として市民のボランティア主体で始まり、「地域の住民が何らかの形でかかわりながら、手作りで作り上げる」として歴史を重ねてきた。名称を現在のものに変更し、今回で38回目を迎える。打ち上げ場所は新御堂筋・新淀川大橋から下流の国道2号線・淀川大橋にかけてのエリアだ。周辺道路では大規模な交通規制を実施し、混雑防止のため各所で警察官や警備員が誘導にあたる様子も見られた。








