キリンホールディングスグループの中核事業会社として、ビールをはじめとする総合酒類の製造・販売を手掛ける麒麟麦酒株式会社は、マーケティングファイナンスを担当する企画部にて、経営資源の戦略的な投資判断を支えるエンタープライズ企業向け経営管理プラットフォーム「Diggle」を2024年に導入しました。 マーケティングファイナンス改革の背景や、「Diggle」活用による効果について、2026年7月にインタビューを行い本日記事を公開しました。

■導入背景:「数量至上主義」から「利益至上主義」へ。機動的な利益コントロールを支える管理基盤が必要だった

・「数量至上主義」から「利益至上主義」への転換を進める中、単年度の利益だけでなく中長期的なブランド価値・企業価値を見据えて将来C/Fを高めるために、ブランド別・施策別でのタイムリーな見込管理・差異分析の実現が急務だった
・管理対象となる施策数が約1,000件に及ぶ中、表計算ソフトとデータベース管理ソフトを組み合わせた運用ではデータの集計・整形に多大な工数がかかり、タイムリーな見込管理が困難だった
・データベース管理ソフトのメンテナンスが属人化しており、経営層を含む社内からはマーケティング費用の透明化に対する要望も高まっていた

■導入理由:従来の運用との親和性の高さ・社内定着のしやすさ

・ブランド・施策単位でのタイムリーな見込管理が実現できる
・従来の運用との親和性が高く、社内でのハレーションリスクが低かった

■導入効果:施策粒度の差異分析が高速化し、不測の事態にも即時対応できる管理体制に

・マスターデータは誰もがわかりやすい構造に標準化され、実績データの反映が約3営業日から1〜2時間と、2.5営業日以上(従来の90%ほど)削減された
・施策粒度でのタイムリーな見込管理・差異分析が実現し、ブランド担当者とのコミュニケーションが円滑化した
・不測の外部環境変化に対して、ブランド別・媒体別の予算状況を即座に確認し、機動的に予算をアロケーションできる管理体制が整った

■サマリー

麒麟麦酒株式会社の企画部 マーケティングファイナンス担当は、カテゴリー・ブランドごとに分かれた担当者を横断しながら、各ブランドのマーケティング投資最適化を通じて将来キャッシュフロー(C/F)・企業価値の向上につなげるファイナンス機能を担っています。同社では、ROIC(投下資本利益率)を全社の重要指標として掲げていますが、現場の担当者がROICを直接意識して行動するのは難しいのが実態です。そこで企画部では、ROICを売上やマーケティング費用といった現場指標へ分解し、事業・ブランド単位での利益コントロールへと落とし込む役割を担っています。マーケティング活動ごとのROIを定量的に測定し、「最終的にどれだけ利益が残るのか」という利益見込のモニタリングとブランド担当者への提言を行うとともに、本当にそのブランドへ投資すべきかを中長期の視点から評価し、予算のアロケーションに関してファイナンスの立場から助言しています。
「Diggle」の導入前は、1,000件超に及ぶ施策のデータ管理を表計算ソフト等を中心に行っており、集計・整形の工数が膨大でタイムリーな見込管理が困難な状態でした。また運用が属人化しており、マーケティング費用の透明化という経営アジェンダへの対応も課題となっていました。「Diggle」の導入により、マスターデータが標準化され実績反映が約2.5営業日分削減。ブランド別・施策別の切り口で施策粒度の差異分析をタイムリーに実施できるようになりました。利益の着地予測を見据えながらブランドごとの投資配分を機動的に見直せる体制が整い、マスメディアへの広告出稿を急遽取り止めなければならない不測の事態においても、ブランド別・媒体別の予算状況を即座に確認し、スムーズに予算のアロケーションを実行できるなど、機動的な利益コントロールを実現しています。

■麒麟麦酒株式会社 企画部 ご担当者のインタビュー記事

企画部 マーケティングファイナンス担当の槇島氏と筒井氏に、具体的な管理プロセスや以前抱えていた課題、マーケティングファイナンス改革による効果を伺いました。

全文はこちら
https://diggle.jp/case/kirinbrewery

■麒麟麦酒株式会社について

【会社概要】
会社名:麒麟麦酒株式会社
所在地:東京都中野区中野四丁目10番2号中野セントラルパークサウス
代表者:代表取締役社長 堀口 英樹
設立:2007年7月1日
資本金:300億円
株主:キリンホールディングス株式会社(出資比率100%)
事業内容:酒類の製造、営業、販売
従業員数:3,380名(2025年12月31日時点)
URL:​​https://www.kirinholdings.com/jp/company/group/kirinbrewery/

■「Diggle」について

Diggleは、ヒト・モノ・カネの最適配分を支えるプロダクトシリーズと、企業の経営ステージを進化させる伴走型経営コンサルティングサービスを提供しています。 プロダクトは予実管理を中核に、人員や設備投資など全社領域から、売上予実・リベートなど業界特有の管理領域まで幅広く網羅しており、「FP&Aエージェント®※」をはじめとするAIを通じて経営の意思決定を高度化します。経営と現場が同じデータをもとに意思決定できる環境を実現しており、上場企業やエンタープライズ企業を中心に導入されています。
https://diggle.jp

※「FP&Aエージェント®」はディグル株式会社の登録商標です

■ディグル株式会社について

ディグル株式会社は、「Dig the Potential テクノロジーで、企業の成長可能性を掘り起こす。」をMissionに、ヒト・モノ・カネの最適配分を支えるプロダクトシリーズと、企業の経営ステージを進化させる伴走型の経営コンサルティングサービスを提供しています。「経営の動脈になる。━━組織に数字と意思を張り巡らせ、未来を動かす循環をつくる。」をCorporate Visionに、今後成長が見込まれる経営管理市場を牽引する会社として、企業成長に貢献します。
https://corp.diggle.jp

【会社概要】
会社名:ディグル株式会社
所在地:東京都渋谷区恵比寿1-19-19恵比寿ビジネスタワー 12F
代表者:代表取締役 山本 清貴
設立日:2016年6月9日
事業内容:経営管理プラットフォーム「Diggle」の開発・提供
URL:https://corp.diggle.jp

【本件に関する報道関係者からのお問合せ先】
ディグル株式会社 広報担当宛
pr@diggle.team
080-4740-7189(上砂かみさご)/070-1306-6893(嶋田)

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