
副業経験者の約3割が将来的な事業化を希望している一方で、資金不足や資金調達への不安が挑戦の壁となっている実態が、トップ・マネジメントによる調査で明らかになりました。
調査の背景と目的
トップ・マネジメントは、副業経験者300名を対象に、副業の収益状況や事業化への意向、資金調達の実態についてアンケート調査を行いました。副業を事業へと育てていく過程で直面する収益面や情報面での課題を分析し、求められる金融支援のあり方を考察しています。
調査概要:全国の副業されている方へお金に関するアンケート調査
調査対象:全国の副業されている方
有効回答数:300名
調査期間:2026年7月1日〜2026年7月17日
調査方法:インターネット調査
事業化への意欲と現実のギャップ
調査の結果、副業を開始した目的は「生活費・収入を増やすため」が最多でしたが、将来的な事業化については約3割が意欲を示しました。一方で、副業歴が3年以上であっても月収5万円未満の層が多数を占めており、長期間の継続が必ずしも高い収益に直結していない実態が浮き彫りとなりました。
事業化を目指すうえでの最大の課題には「資金不足」と「時間の確保」が挙げられています。挑戦したいという意欲がある一方で、初期投資や運転資金への不安から慎重になっている様子がうかがえます。
金融知識と情報収集の課題
事業化を目指す層において、公的支援制度や事業向け金融サービスについて「知らない」と答える人も一定数存在し、情報格差が新たな挑戦を阻む要因の一つとなっている可能性があります。また、情報収集には検索エンジンやSNSが活用されていますが、資金調達に関連するWebメディアについては信頼性に疑問を持つ声もあり、情報の見極めが課題となっています。
まとめ
副業経験者の約3割が事業化を希望しているものの、収益性の壁や資金面での不安が実現を難しくしています。個人の挑戦を後押しするためには、適切な資金計画の策定や金融サービスの活用、そして信頼できる情報提供の充実が重要です。
