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手掛けた酒が2年連続の栄誉に輝いた金子教授。左が「アルデバラン」、右が「純米-eme-エメー」
2017年から開催されているフランスの地で行うフランス人のための和酒コンクール「Kura Master」で、岡山理科大学ワイン発酵科学センター長の金子明裕教授が監修した、岡山県井原市産のブドウを使ったワイン「アルデバラン」(醸造元・横濱ワイナリー)が5月11日、マスカット・ベーリーA部門で金賞を受賞しました。昨年は金子教授が手掛けた「純米-eme-エメー」がプラチナ賞を受賞しており、2年連続の栄誉となりました。
アルデバランは井原市青野町地区特産のマスカット・ベーリーAだけを使った赤ワイン。かつては一大産地でしたが、単価の高い品種への転換が進むなどして生産量は減少。「歴史あるブドウを使ったワインの灯を消すな」と有志が出資して2025年秋、ベーリーAを200㌔購入し、横浜市の横濱ワイナリーに醸造を委託。この過程で金子教授の知見とネットワークが生かされました。
出来上がったワイン約200本の一部は販売されて好評でした。金子教授は「ジャムを思わせる濃縮されたイチゴのような香りに、ほんのり青さを感じるフレッシュな香りが調和しています」と評し、「癖のない飲み口でさまざまな料理にも合わせやすい」と話しています。
アルデバランはワインの醸造が終わる頃、冬の宵空に姿を見せる牡牛座の赤い1等星です。
一方、「純米-eme-エメー」は、金子教授らがワイン発酵科学センターで分離したマスカット・オブ・アレキサンドリアの酵母で醸造された日本酒(醸造元・嘉美心酒造)が、2025年の同コンクール純米酒部門で最高賞のプラチナ賞を受賞しています。

収穫されたマスカット・ベーリーA=井原市青野町の集荷場で2025年9月

昨年、プラチナ賞を受賞した「純米-eme-エメー」(左)、今年金賞の「アルデバラン」(右)
岡山理科大学 : https://www.ous.ac.jp/
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